【写真：おもろいデザイナー＆パッケージデザインのコンサルタント、白谷圭三さん＜似顔絵：成瀬國晴画伯作＞】
パソコンの普及で、デザインが身近になりました。企業はもちろん個人のお店にまでパソコンが入り込み、販促物などは『自家製』ができてしまうおもろい時代です。この記事を読んでいるあなたも、ご自身で『デザイン』をされたことがあるかも。『なんやデザイナーの紹介提灯記事かいな〜』というなかれ。デザインというのはとっても奥が深くて、簡単そうで難しい・・・。特に『流行に左右されないデザインを描け』と言われれば、９９.９％の人が『お手上げ』になるんです。『デザインなんてカンタンや〜』という前に、少しプロのデザイナーの世界を覗いてみませんか？＜http://www.siro.ne.jp/＞（実際にお話を聴いたデザイナーさんは私のサラリーマン時代からのおつき合いで、デザイン以外にもいろいろやっている『おもろいおっちゃん』です♪）
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◆シンプル・イズ・ベスト♪
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１０年前や２０年前の雑誌を見る機会があればページ
を開いてみてください。どうですか、とても古くさく
感じますでしょ？。特に写真に目を移すと・・・・・
若い女性が『おばはんパーマ』だったりする（笑）
文字の書体もなんとなく野暮ったい感じだし、レイア
ウトもなんとなく古くさい。『あぁこれが当時の流行
のデザインだったんだなぁ〜』と感じるわけですね。
ということは『流行に流されている』んです
まぁ『流行をお知らせする』のが雑誌の役割ですから
それはそれでいいのですが、１０年もたてばとても古
くさく感じてしまいますよね。そう、女性の髪型なん
て『流行』を映すおもしろい指針ですから。笑えるの
が、１０年前の雑誌だから今の年齢より当然１０歳も
若いはずなのに、なんだか今より『おばちゃん』に見
えてしまう・・・。
流行の恐ろしさ
先日、近所のスーパーへ昼食を買いに行ったとき、餃
子のパッケージが目に止まりました。（まぁ安かった
のもあるけれど・・・）
定番のパッケージが今も健在♪
この餃子は私が幼少の頃から存在していて、パッと見
ただけで『○○餃子』とわかってしまうんですね。
すごいブランド力だと思う
そう、パッケージ・デザインとは売場では『看板』に
なり『定番化』して、お客さんの『リピート購入』を
いただけないと、そのデザインは不合格になるという
非常にシビアな世界。
決して流行に流されてはいけない世界
もちろん『今だけ売れればいいんだ』という商品もあ
るのでしょうが、企業としては『商品開発を１回だけ
にして、あとは継続的に売れて伸びてくれれば・・』
と考えています。
味もさることながら、売場を彩るデザインも重要だ
パッケージ・デザイナーの仕事は、非常に地味で縁の
下の力持ちのような存在です。ましてや『商品が長年
売れ続けるデザインを考案しないと評価されない』。
いくら流行に左右されてはいけないとはいえ『感性』
は常に磨いていなければならないのですね。
長年続くデザインとはシンプルでベーシックなもの
商品パッケージが流行に左右されていたらどんなこと
になるでしょうね。流行が変化するたびにいちいちデ
ザイン変更をしなければならないし、それにかかるコ
ストも尋常じゃない。だから最初にいいデザインを考
えておく必要があるんですね。初期費用がかかっても
商品が売れ続けるのなら安い原価です
デザインなんてカンタンだ〜とよく言われますが、本
当によくできたデザインこそ『カンタン』に見えるだ
けで、色ベタ引いて文字を入れたらデザインになるし
こんなんオレでもできるわ〜
という錯覚に陥るんですね。昔から『シンプル・イズ
・ベスト』といいますでしょ。いいデザインとは『流
行に流されず商品が売れるデザイン』です。もっとわ
かりやすく言うと『飽きないデザイン』ですな・・・。
飽きないは『商い』・・・・商いデザイン〜(^_^)V♪
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谷口集客技術研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
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