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道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★世界中が借金で回っているおかしな情勢

jf3tbm2005-06-19

【写真:上のグラフが太陽黒点数、下のグラフが設備投資額。曲線がほぼ一致しており、太陽黒点数に設備投資が連動しているのが一目瞭然】


今朝(2005年6月17日)NHK第一ラジオの『ビジネス展望』では『借金大国のアメリカ経済がいつまでも続くと考えてはいけない』という非常に厳しい内容の番組がありました。そうですよね。国債をばんばん発行するような経済政策でいつまでも持つはずがないんです。アメリカの傘下にいる日本だって、全て『世界経済』に連鎖しているんです。その『世界経済』も、とても簡単な理屈が左右しているのをご存じでしょうか。今日は、過去の記事を引用しつつ検証していきますね。


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◆世界経済は、全てお陽さまと地球の気持ちひとつ
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資本主義経済では利潤追求のため、大量の商品を生産
する一方で、人件費を含むコストを低く押さえようと
します。




あなたの会社でもそうでしょう?




生産が増大しても所得が充分に上がっていないので消
費が振るわないんですね。


1)商品の過剰生産が起こり
2)価格暴落
3)破産や失業……


景気循環の最悪の危機的局面が生ずることがあります。





それを『恐慌』といいます。



日本経済新聞なんかを見ていると、景気が回復したよ
うな記事が多くなりました。本当でしょうか?


小難しいことは省きますが、景気・不景気のサイクル
は現実に存在します。


1)設備投資循環…………………………………11年
2)在庫投資循環………………………………3〜4年
3)建設投資循環…………………………………22年
4)技術革新循環…………………………………55年
5)世界覇権循環………………………………110年


この周期の基準は2)を除くと全て『太陽活動』に起
因しています。(2は地球の地軸の振れの周期)


太陽活動は11年周期が基準で活動状況は『黒点数』
の観測でわかりますから誰でも予測が立てられます。


独立行政法人・情報通信機構のホームページをご参
照ください。
http://hirweb.nict.go.jp/index-j.html


簡単に言うと


1)太陽活動の変化(活発になったり休息したり…)
       ↓
2)地球に届くエネルギー量が変化する
       ↓
3)地球が変調をきたし、気象に影響が出る
       ↓
4)農林水産業に影響が出る
       ↓
5)連鎖的に市場経済に影響が出る


それだけの話しなんですよ、本当は。


※全てが一度に影響が出るのではなく、一次産業から
 じわじわと連鎖的に動きます。その動きは『ドミノ
 倒し』のようです。


また、2)の在庫投資循環については『地軸の首振り
運動』に起因していると指摘されています。


ちなみに、太陽黒点数の直近のピークは2001年ご
ろで、世間では『ネットバブル』『ITバブル』があ
りました。その前は1990年ごろで、言わずと知れ
た『平成景気』と当時呼ばれた『バブル経済』。






▲しつこいようですが・・・太陽黒点数と設備投資は連鎖しています。




次の太陽黒点数の最低値年度は2007年ごろ。




大きな設備投資をしようとしている企業の方々、よく
考えて行動にでてくださいね。(恐慌にならなきゃい
いんだけど・・・)




世界経済は、お陽さまと地球の気持ちで回っています




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