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★社長には誰でも今すぐなれるが80%の人が失敗している

jf3tbm2005-06-24

【写真:『事業は何で生きているか』を熱弁する筆者】


日本の法人企業は約300万社。個人事業主はその2倍くらいいます。つまり法人・個人をあわせると800万人くらいの『社長』がいるんですね。日本の労働人口は約6,600万人ですから、ざっと8人に1人は社長をやっているんです。そこへもってきて、社長になるのはとてもカンタン。『○×商会』とかテキト〜な社名をつけてスピード名刺屋に原稿を渡すと30分後には名刺ができあがり、その瞬間から『あなたも社長になれる』んです。さらに、今は『起業ブーム』です。社長になるのはカンタンですが、いざ始めると『途中下車ができない電車に乗り続けているようなもの』なんです。社長になるのはとてもカンタンですが、難しいのは『続けること』。『中小企業白書』によると、独立して1年以内に40%が廃業し、10年間同じ会社を経営し続けられるのは20%弱。つまり、独立したほとんどの人が『失敗している』んです。どうしてでしょうかね・・・?。


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◆事業は何で生きているのか考えてみよう
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起業家と会っていると『成功する人』『失敗する人』
のだいたいの判断ができるようになりました。




開業するのに一番の課題は何か




この質問で『資金調達』を挙げた人は、まず失敗しま
すね。まだ何も実態が無い状態で『法人化』する場合
は、たいてい初期の段階で資金繰りがおかしくなる。




事業が軌道に乗るのは早くて半年




なんでこんなことを言うか・・・。事業化のセオリー
なんかを勉強せずに起業するからおかしくなるんです
ね。最近『1円会社』なんてのが流行っていますが、
格好だけ株式会社(場合によれば有限会社)を作った
って、中身が入っていないからぜんぜんだめでしょう。




ハコモノ先行の自治体事業と同じだ




事業設立のときに用意できる自己資金をベースに考え
ないといけないんです。手元資金が100万円ならば
100万円でできることを考えなければいけない。




まず事業を立ち上げる時に考えることを述べる




1)商品は何か
2)販売エリアはどこか
3)客層ターゲットはどの辺りか
4)営業展開はどうするか
5)顧客のフォローはどうするか
6)組織づくりはどうするか
7)資金対策は万全か
8)時間配分はどうするか




これが『経営の8大要素』といわれるものだ




商売とは『何を』『どこの』『誰に』『どのように』
『売るか』それだけのこと。資金調達や組織づくりな
どは基礎ができてから勉強してもぜんぜん遅くない。




事業は何で生きているかわかっていない人が多いです




これを読んでいる人で明確に答えられる人はどれくら
いおられるでしょうか。
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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
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