●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★コミュニティFMこそコミュニティを作ったらどうか?

jf3tbm2005-08-03

コミュニティ放送という割に、ちっともコミュニティができていないのがコミュニティFM。作業が細分化されている県域放送はその道にだけ特化したスタッフの集合体だからクォリティーの高い番組ができる。当然ながら、電波が飛ぶ範囲にはたくさんのリスナー数がつく。ところが、コミュニティFMはどこでどう間違ったのか、県域のマネばかり。それも駆け出しがやるからへたくそな番組ばかり。当然ながらこんな放送は誰も聞かない。それでいて『スポンサーになってくれ』と平気でいう。ほとんど『物乞い』の世界。はっきりいえば『乞食営業』しかしていない。もっと、自分達の周囲の環境を見渡したらどうか?。カネのタネなんかナンボでもありまっせ。いつまでも『放送専業』なんて思っていたらあかんと思いますなぁ〜。


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◆究極の経営戦略はコミュニティづくりだ
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県域放送とコミュニティFMのCM放送料金を比較すると
単純に金額だけならば断然コミュニティFMの方が安い。
友人のブログでは『リスナー数で割れば県域の方が安
くなる』という指摘があった。




なるほど、そりゃそうだわ。




・県域放送:スポット100,000円とする
・コミFM:スポット  3,000円とする




どっちがたくさん聞いているか?




・県域放送:リスナー数500,000人とする
・コミFM:リスナー数  3,000人とする




1人あたりの情報伝達料を割り出してみよう




・県域放送の場合
 100千円÷500千人=0.2円/1人あたり
コミュニティFMの場合
   3千円÷  3千人=1.0円/1人あたり




こうやって考えると、コミュニティFMの方がクォリテ
ィが高くないと困るじゃないか。タレントの登竜門だ
とかそんな低いレベルだといつまでたってもコミュニ
ティFMは認知されないと思う。




県域が腰をぬかすようなことをできないものか?




ひとつ言えるのは、県域放送の職員は細分化されてい
て、ひとつことしかできない連中が多いということ。
コミュニティFMの場合は、アナウンスからミキサーか
ら時には営業まで1人でやれなくっちゃぁいけない。




要は『町の集客屋』なわけだ




少し、目先を変えてみよう。FMといえばすぐに素人は
音楽放送ばかり思いつく。コミュニティFMで働く駆け
出しパーソナリティは素人の延長で、やっぱり音楽放
送しかできない。なんかちゃあ『リクエストください
メッセージください』しか言えない。




自分の頭で考えられないのが駆け出しパーソナリティ




はっきり言ってこんな放送は誰も聞かない。逆に言え
ば、のべつまくなしジャンルもまちまちな、勝手きま
まなリスナーの好みの音楽ばかりかけるから、リスナ
ーがどんどん離れていくのだ。




ちったぁ、町の経済の話しくらいしたらどうか?




今までの放送局の概念は『リスナー』としか向き合っ
ていなかった。そんな状態で、いくら聴取率がよかろ
うと媒体資料持って町の中小・零細企業や個人商店を
訪ねて『スポンサーになってください』なんて言って
も、よほど奇特な人か政治的な絡みがあるところしか
スポンサーにならない。




あたりまえのこと




既存リスナーばかりじゃなく、中小・零細企業のおっ
ちゃんやお店のおばちゃんに目をむけたらどうだ?。
そういう人たちが欲しいネタを提供してあげるのが、
コミュニティFMの役目じゃないのか?




ラジオができたくらいで町が活性化なんかするか?




そうでしょう?。ラジオ局ができたくらいで町が活性
化するなんてのは全くの幻想。活性化するならその事
例を見てみたいものだ。




コミュニティFMを窓口に地元の商店主を集めるとか…




スポンサー欲しいんでしょ?、金ほしいんでしょ?。
コミュニティFMにぶら下がってるオタクリスナーがお
金持っていますか?、持ってないでしょ?。そんなと
ころに媚びててどないして広告料が集まりますのん?。




異業種交流会でも開催したらいかがか?




コミュニティFMなんて言いながら、ちっともコミュニ
ティができていない。そもそも、コミュニケーション
能力を磨く前に、かっこいいDJの真似なんかするから
町の誰にも相手にされないんです。




あいさつひとつできないパーソナリティがいる




まぁ、そういうどうしょうもない局は淘汰されるから
ほっといてもいい。多少は危機感がある局ならば、ま
ずはコミュニケション能力を高める努力をしよう。




コミュニケーションの先にコミュニティがあるのだ




ひとつ大切なことを述べます。今、疲弊している日本
経済で生き残れる経営戦略は、企業やお店の『コミュ
ニティを作れるかどうか』ということなんです。




お店コミュニティを作ろう




こういうことをコミュニティFMが手伝えれば、間違い
なく生き残り・・・生き残りどころか『圧倒的に勝て
る』んです。こんなことは分業化している県域放送局
のスタッフにはとてもできないんです。




しゃべりが上手いとか下手とかは後回しでいいんです




究極の経営戦略は『自分の顧客のコミュニティ作り』
なんです。そこを重点的にやればコミュニティFMは絶
対に生き残りが可能です。逆にいえば、いちいちやら
ない理由をつけて変化しない局は淘汰の時期を待つだ
けということです。




やってみたい局はいつでも連絡ください




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