●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★今のうちに自分のブランドを構築しておこう

jf3tbm2005-08-03

【写真:自分ブランドを作って起業しようというテープを作りました】


今日の記事はかなり長文ですのでお時間がたっぷりあるときに読んでください。内容は『日本社会主義の崩壊から市場経済への転換』について書いています。私の場合は経済アナリストでもなんでもありませんから、突っ込んだ質問をされてもお粗末な答えしか出せません。でも、この程度のことは、一連の報道を見ていればある程度わかりますよね。長文で何が言いたいかというと『今までの売り方をしていちゃダメ』『会社はいつまでももたない』『今のうちに自分のブランドを作って独立準備をしよう』ということなんです。インターネットというインフラが整備され、何の接点もなかった人と人をつないでくれる時代になりました。お隣の中国ではネット利用者が1億人を超え、今やアメリカに次ぐ世界2位に上がっています。日本でもブログ(日記帳形式のホームページ)やミクシイをはじめとするソーシャルネットワークの普及で、個人が情報発信するのみじゃなく自由にコミュニケーションを図り自分のブランド構築や開業前に顧客開拓ができる時代に突入しています。逆に考えれば『こんなにおもしろくていい時代』を楽しまなくてどうしますか。


◆写真のテープを欲しい方はこちらまで→→→→→<http://d.hatena.ne.jp/jf3tbm/20050731


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆日本社会主義の実情
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


何となく『バブル期前と似たような雰囲気』が巷で流
れていますが本当のところはどうなんでしょうかね。
テレビはやたら投資信託やら消費者金融のCMが流れ
ていますし、なんかおかしいと思いませんか・・・?




サラ金に計画性のあるヤツが借りにいくか・・・・?




そう『ご利用は計画的に』なんて言ってますが、無計
画だからサラ金でお金を借りるんでしょうね。あたり
まえの話しですが、サラ金金利の平均が20%と高
いですよね。それだけ『貸し倒れが多い』ということ。




こんなことすら知らないヤツが多いんですなぁ




さらに興味深いのは、都銀も地銀も信金・信組もこぞ
って『貸し付け営業』に回っています。(ホンマやで)
こんなのついこの間までなかったでしょ。で、『不良
債権処理が済んだ』と伝えられていますが、こんなの




うのみにしちゃいけない




中小・零細企業にとって本当に恐ろしいのは不良債権
処理よりも『貸出金利が上がる』ということなんです
なぁ。原油価格もまたまた高騰していますでしょ。当
然、製品価格や物流価格に影響します。なんだかんだ
言っても『見た目には景気回復』を感じるから、いよ
いよ低金利時代も終わって、金利も跳ね上がるはず。




今後、貸出金利は10%に近づくと予測されている




貸出金利が上がると『倒産が急増する』という事態も
十分に予測できますよね。倒産すると当然ながら『貸
し倒れ』が発生します。その貸し倒れ分を上乗せして
貸出金利が上がるのです。今は、大体銀行の貸出金利
が2〜3%くらいですが、10%になればどうなるか。




確実に『金利すら払えない企業が出てくる』んです




現在の2〜3%台というのは100社に融資して2〜
3社が焦げ付いたら『アウト』ですよね。さらに行員
を雇ったり店舗を構えたりATMを設置したりと、と
にかくコストがかかるんです。銀行が融資したときの
利ザヤ(銀行の儲け)は平均すると1%未満・・・!




1社でも焦げたらもう赤字!




さらに銀行は、政府から『中小企業へどんどん融資せ
よ』と言われ、いまだに2〜3%台で融資しています。
そんなのどう考えても『どんどん不良債権の山』を築
いているのと同じですよね。




これから地方の不良債権処理が加速する・・・




銀行自身が助かろうとすれば、必然的に貸出金利を大
幅に上げなければならないのです。逆に言えば焦げ付
きを前もって計算した金利じゃないと貸せないという
ことなんですね。だから今の金利は絶対に上がる。




倒産会社の急増で、サービス産業への参入者が増える




こうなると相当数の企業がやっていけなくなります。
これから本当に厳しい経営環境になっていくというこ
となんですね。だから今までの『日本社会主義的』な
売り方をしてたんじゃあ、ダメなんです。




今の日本は『本当の市場経済』に向けて変化している




気候に例えれば『温暖な企業』が生き残りやすかった
のかも知れません。それが不良債権処理や貸出金利
跳ね上げで『いきなり弱肉強食の世の中に変わる』と
いうことなんです。今までは暖かい服を着てましたが




裸で北極や南極に放り出されるようなものです




日本社会主義から本来の市場経済への転換とは、それ
ほど大変(いつも言うでしょ、大きく変化してるから
大変なんだ・・・と)なことなんです。




変化に対応できない者は絶滅するのが自然の掟




チャールズ・ダーウィン氏(進化論)はこんな名言を
残しています。『生き残る種とは最も強いものではな
く最も知的なものでもない。それは変化に最もよく適
応したものだ』と。だからあなたも気づいてください。




これから生き残れるのは知恵のある会社じゃない




いかに変化していけるか・・・変化に対応できる人や
会社のみが生き残れます。今、まだ会社の体力がある
うちに『自分のブランド』を作って、そこまで迫って
いる『大変化』に備えておくことをオススメします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ハローダイヤルショッピング♪
★ブレインさんのリンクページ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
jf3tbm@yahoo.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (C) 2005 Taniguchi Tadashi
All Rights Reserved.