【写真：交流会を開催すると多くの人が集まる・・・なぜなのか？】
１人で多くの役割を演じ続ける現代人は『自分を深く掘り下げる』ということなどまずやりませんね。その前に『それぞれの場面』で『自分の役割を演じ切ること』が要請されているのではないでしょうか。家庭で良き夫や父を演じていたり、会社で有能なキャリアウーマンを演じ『満足げな仕事』をしている『自分』は本当の『自分』『己れ』なのでしょうか・・・？。案外、周囲に自分を合わせて生きているだけなのかもしれない。逆に言えば『私』を隠し、与えられた役を演じるのを強いられているとも考えられなくはないでしょうか。
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◆ブログは自分探しができる場所
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現代社会が高度な分業化やら専門化で『複雑』になっ
ています。これが原因で『自己確認』がしづらい時代
になったのではないでしょうか。
自己確認してる間すらないでしょう
人はいろんな場面でさまざまな顔を持ち、その役柄を
演じ続けなければなりません。そういうことにかなり
疲れている人が多いんですよね。
あなたも私もそうだと思います
家庭では夫や妻、父親や母親の役目があり、会社では
社員や労働組合員、役員や経営者としての役割を演じ
るわけで。地域に戻れば、町内会の当番や学校では、
ＰＴＡの役員なんかを務めるんですよね。
いろんな『役』になれるんだ
誤解を恐れずに言えば、現代は『自分を知らなくても
生きていける時代』なんですね。だからこそ『私』と
いう『自己を確認する』（自分を見つめる）ことこそ
が１人１人にとって重要な課題になっているんです。
特にこの大変化の時代を生き抜くのに必要なスキルだ
これが各人の中ではっきりと意識されているかどうか
は別にして、確実に時代の基底をなしているように思
えるんです。だから『自分ブランド』が必要なのです。
そう、自分のブランド・・・
自分を見つめる機会を人工的に作り出す『気づきのセ
ミナー』や『異業種交流会』などが多くの人を集めて
盛んになってきているのも、自分ブランドへの欲求が
潜在的にあることの反映なのでしょう。
人は何かに属していたいという潜在的欲求もある
戦後の現代人は『地縁・血縁コミュニティー』を失っ
ています。日本人の歴史上、こんなことは初めてなの
ではないでしょうか。さらに『自分とは何か』が見え
にくく、程度の差はあれど多くの人が『ある種の苛立
ち』を感じているのだと思います。
その『はけ口』『自分探し』にブログがフィットした
苛立ちの基盤にあるのは『情報社会』による高度化と
複雑化でしょう。つまり『情報化の進んだ現代は、さ
まざまな選択肢が用意されているが、同時に自分とは
何か、自分は何がしたいか・・・これが今ひとつ明確
にならないので、一体どれを選択していいかわからな
くなっている時代』ということなのです。
だからこそ『自分ブランド』（ちょっとこじつけか？）
こんな社会背景からも『自分ブランド』を引き出して
そこから将来の自己イメージを形成して、それに向か
って『いきいき』とした人生を過ごしたい・・・。そ
んな欲求が、１人１人の心の中で芽生えはじめ、確実
に『大きなものになりつつある』と私は考えます。
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