●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★将来型コミュニティ放送

免許事業でいろんな縛りがあるコミュニティFM放送がいいのか、ネット放送がいいのか判断に悩むところですね。かっこいいDJの番組ならば既存の県域放送がありますから、わざわざコミュニティFMが真似をする必要がないんですね。さらにコミュニティFMの場合は開局にかかる費用(イニシャルコスト:30百万円以上)と維持・管理コスト(ランニングコスト:年間30百万円以上)のかかり方が異常だと思います。これだけインターネット環境が発達した今ならば、ネット放送(全国発信)とミニFM(地域発信)で十分ではないかと。


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■ミニFMで防災!?
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コミュニティFMは免許事業なので、
総務省総合通信局に対して「経営は大丈夫です」という
いわば事業計画書なりを提出して、
お墨付きをいただいて開局するんですよね。




放送事業は基本的に株式会社で行います




ところが事業計画どおりには
なかなか進まないのがこの世の常なので、
開局したはいいものの
なかなかスポンサーがつかず
広告収入がなかなか追いつかないんですね。




だからボランティアスタッフが多いんですね




ボランティアスタッフが多いと
どうしても番組のクォリティが低下します。
わかりやすくいえば「内輪ウケの雑談の垂れ流し」ということです。




こんな番組、内輪しか聴かないでしょう?




私なりにコミュニティFMの聴取者数を
シュミレーションしてみたので見てください。
http://d.hatena.ne.jp/jf3tbm/20051103





実際にリスナー数ってこんなもんでしょう




でも、内輪ウケであれ、
自分の友人がラジオに出ていたら話は別です。
もともと人間関係ができているので
その内輪ウケに入りたい・・・
その内輪ウケを聞いてみたい・・・
ということになるんですよね。




だったらネットじゃないでしょうか




公共の電波に乗せるほどではない・・・
でも、それなりにリスナーがつく・・・
ミニFMでは数百メートルしか電波が届かない・・・




インターネット放送なら「時空」を超えられる





例えばブログやミクシィなどで
一定の仲間がいる人は、
「その人なりのコミュニティがある」ということです。




そう「コミュニティ」なんです




今や「地縁」「血縁」コミュニティがほとんどない時代です。
でも「人は何かに所属していたい」という気持ちが潜在的にあるんです。
だから安心してコミュニケーションが図れる
ミクシィにどんどん参加者が増えるんです。




その数、2百万人ですよ!!!




ミクシィで知り合った人たちが、
すでに共同でビジネスを立ち上げています。
その中で「ネット放送」と「ミニFM」のコラボが進んでいます。




実際のネット放送ってきいたことありますか?




▼ご参考までに京都で歴史のあるミニFM&ネット放送を
 リンクしておきます。
http://www.fm-gig.net/top.html
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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
jf3tbm@yahoo.co.jp
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