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●大地震でのパニックを乗り切るには・・・?

jf3tbm2006-01-17

【写真:災害備蓄にライト付き手回し発電ラジオは必携】


南海地震が迫っているという学説は、昭和50年代あたりから地震学者の間でひとつの定説となっています。 ところが何事もなく何年もたつと「一種の安心感」が出てきています。 あちこちの家庭に防災用の銀色のリュックが備えられていますが、その中味を見せてもらうと、だいたいの品が「期限切れ」になっていました。 私の友人知人のところでも100%そうなんですねぇ〜。 11年前の阪神淡路大震災を振り返ってみましょうか。


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地震の対策は5日分の備蓄を用意しよう
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救援体制は計画どおりにはいきません。
自治体はもとより消防もその能力を超えた被害が
続出していました。
唯一のたよりである「陸上自衛隊」も、
要員の面からも備蓄の面からも計画どおりにはいきません。




1人1人が生き延びるための最低限の装備が必要だ




よく「大地震のときは72時間分の食料と水を用意せよ」といいます。
72時間もあながち間違いではありませんが、
これは最低限の備蓄なのです。




72時間分ではとても人間らしい生活とはいえない




大災害時には「5日分=120時間分の備蓄」を持たなければ
第一段階でのサバイバルは難しい。
簡単に言えば「死」を意味するのですね。




地震で倒壊を免れても飢えて死ぬのはいやですよね




さらに、声を大にして申し上げたいのは「燃料の備蓄」です。
ガスや電気が完全に停止してしまうと、
たちまち「熱と光を失ってしまう」んですね。




文化的な暮らしをしている人にとっては耐えられない




阪神淡路大震災当時のことを振り返りますと
「携帯燃料」や「カセットボンベ」を
神戸にたくさん運んだことを思い出します。




ここで提唱したい災害備蓄をご紹介しましょう
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■サバイバル用品リスト

・保存食料…15〜20食分
・飲料水……7リットル
・アウトドア用ガスコンロ…1台
・上記ボンベ…………………5本
・キャンドルランタン………1
・上記用ろうそく……………60時間分
・マッチ・ライター…………各2
・軍手…………………………5
・軍足…………………………5
・簡易テント…………………1
・サバイバルシート…………1
・緊急用ブランケット………1
・救急キット…………………1
・洗面具………………………1(石鹸、歯ブラシなど)
ティッシュ…………………多
・ウエットティッシュ………多
・アーミーナイフ……………1
・スリーピングマット………1
・子供用雨具…………………人数分
・子供用下着…………………人数分×5日分
・自分用下着…………………5セット
トランジスタラジオ………1
・上記予備電池………………5日分
・懐中電灯……………………1
・上記予備電池・電球………1
・コッフェル(なべ)………1セット
・ロープ………………………3本
・ホイッスル(信号笛)……1
・小電力無線…………………1
・上記予備電池………………5日分

ミクシィでも自主防災コミュニティを作っていますので、
 よかったら入ってくださいね。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=106028
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