【写真:なにげない小さなお店も「ファン」をたくさん作ることで長く繁盛を続けることができる】
ブランドは「ロゴマーク」のことではありません。 簡単にいうと「ファンづくり」です。 商売を進める上で大切なのは「ファン」をどれだけたくさんつかんでいるか・・・ということです。 資本力のある大きな企業は、チラシや電波媒体を使って無差別に情報投下が可能ですが、小規模事業者の場合は大きな企業と同じようにはいきません。
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■ファンづくりこそがマーケティング活動
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私が今取り組んでいる「飲食店のコンサルテーション活動」を行う上で
力説するのは「お店のファンを作りましょう」です。
飲食店、とりわけ「アルコールを扱うお店」では、
料理を売るのも大切ですが
「お客さんにコミュニケーションの場を提供するサービス業」という
認識を必ず持っていただきます。
その意識がなければ大手チェーンで十分です
お料理の味や食材に「こだわる」のも大切でしょうが、
現実には「まずい店」でも流行っているところが多いでしょう。
味はそこそこ及第点でも
なぜかいつも流行っているというお店があります。
それはどうしてか・・・?
おいしいお料理を食べながら
「楽しい会話がいっぱい生まれる」ことが一番大切
ということを経営者はわかっているからなのです。
だから味はそこそこでいい
お客さんは「飲みながら楽しい会話をしたい」と思って
お店に来るのですから、
ドリンクはできるだけ早く提供するべきですね。
目安として・・・
1)ドリンク:2分以内
2)フード :8分以内
ここをひとつの目安にすれば「おぉ、早いな」と思うわけです。
いくら「腕によりをかけておいしいものを・・・」と力んでも、
お料理のオーダーが通ってから
20分も30分も待たされては、お客さんも「いらいら」します。
そこで考え付いたのが「お通し」
提供時間の遅さをごまかすために「お通し」を出す店が多いのですが、
これを「有料化」しているお店も「離客」につながります。
だってよく考えてみてください。
生ビール1杯500円もとっておきながら、
さらに頼みもしないお通しが2〜300円の値段になってる。
500円+300円=800円!
おいおい、生ビールが1杯800円かよ!!
お客さんからすれば「アルコールでしっかり儲けているのに、
食べたくもないお通しが有料だなんて、
ちょっと腹が立つんよね」と思うわけです。
もっと大衆心理をつかもうよ
今までの飲食店の常識はもう通用せず、
味や食材で集客できるお店は「一部の高級店」に限られてくるでしょう。
すでに団塊世代が「割り増し退職金」をもらって、
どんどんサービス産業に参入しています。
そんな時代を乗り切っていくには
「お店のファンづくり」が一番大切なのです。
料飲業界にもIT革命の時代が到来か・・・
ITといってもインターネットじゃないですよ。
従来は調理技術だとか、
その材料ばかりを強調して
味だとか素材ばかりが誇張されてきました。
テレビで評論家が「モノづくりの原点に帰れ」といってる
モノづくりの原点ってのは、
「価値を高めるモノづくり」ってこと。
商売的にわかりやすくいうと
「価値を創出して高く売る」ってこと。
今までのようなアメリカ式の
コストダウンして大量に売るってのは
今まで以上に大手しかできないってことです。
では料飲業界でのIT革命って・・・?
コンピューターやインターネットの世界だけじゃなく
インフォメーション、
つまり「コンテンツ」(内容)を考えるってこと。
今、本当に不足しているのは、
理科的な技術じゃなく、内容を考えて発信をするってこと。
コンテンツが非常に貧弱だということです
これからは、内容の時代です。
IT革命のインフォメーション部分が特に重要になってきます。
ブログが大流行ですが、
すぐに3ヶ月もたてばたいていが閉鎖されます。
その理由も内容が貧弱だからネタがすぐに尽きる。
ブログライター養成講座を受けてみるのもオススメかな・・・
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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
jf3tbm@yahoo.co.jp
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