【写真：立ち呑み屋さんの大将の話をきけばビジネスの勉強になる】
昨日、新装開店した「センベロ」（1,000円でベロベロに酔える店の総称）に行ってみた。 いつものように18時すぎからすごい賑わい。 開店から１時間もしないうちに、20人くらいのお客さんが集まるのがすごいと思います。
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■小銭が集められないと大銭が集まるわけがない
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例の立ち呑み屋さんは１７時から２１時が営業時間。
この限られた４時間のうちに、入れ替わり立ち変わりで
お客さんが３０人以上来る。
ちょいと計算してみよう
1人1,000円として、だいたい30,000円／日は上がるよう。
その基本となる単価を見てみると、250円〜300円が平均。
250円の品（ドリンクや食べ物）×４品で１人あたり1,000円。
250円×4品＝1,000円／1人
＠1,000円×30人＝30,000円／1日
30,000円×25日＝750,000円／1ヶ月
ここの店は本業は酒屋さんなので、
立ち呑みはもともと配達先のご主人さんたちへの
サービスの一環でもある。
だから、そんなにガツガツしていないのですね。
さらに！
昼は１１時から１４時まで、うどん屋さんを始められた。
「うどん定食」で１人あたり500円。
50杯出たとして、
＠500円×50杯＝25,000円／1日
25,000円×25日＝625,000円
うどんと立ち呑みの売上を合計したら・・・
750,000円＋625,000円＝1,375,000円／月商
大半がほぼ毎日通うお客さんですが、
うまく小銭を使っていますし、
お店側もうまく小銭を集めています。
このお店は決してお客さんに媚びたりしないし、
あたりまえのことをあたりまえにしているだけ。
お客さんがほしいものを、
さっと出す・・・。
お客さんもほしいものが、
さっと出てくるから、
うれしい。
町を歩けば小銭集めの天才があちこちに・・・
ジュースの自販機もタバコの自販機も、
基本は「小銭集め」の商売。
これが１日に何万円も稼ぐのだから、
すごいと思いませんか。
自販機の売上回収の現場もすごいですよ、千円札が束になってる！
商売ってのは、
やっぱり「小銭集め」からですね。
そう、小銭を集められないと「大銭」も集められない・・・。
もう一度立ち返ってみようと思う。
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谷口集客技術研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
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