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北海道や茨城などいくつかの都道府県を除き、理髪店ほとんどが月曜定休。美容院は火曜日と言うアナタは東京の人。実は全国的には美容院の休業日も月曜日がスタンダード。では、そもそも理容業界の定休日って、誰がどうやって決めたのでしょうか・・・？。
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●業種ごとに決まっている定休日のナゾとルーツに迫る！
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『理容業界の定休日が月曜日である背景には、
戦前から戦後にかけて実施された『休電日』の影響があったと聞いています。
美容院に関しても『全日本美容業生活衛生同業組合連合会』いわく、
東京では『適正化規定』という『都が定めた“組合が遵守する条例”』に、
基づいて火曜定休が主流ですが、全国的には月曜定休が主流です』とは、
全国理容連合会・広報課本田さん談。
休電日とは・・・
渇水や石炭不足で深刻な電力不足に陥った戦時下において定められた、
電力供給をストップさせた日だそうです。
それが主に月曜だったため、
理容業界でも店を閉めざるを得なかったというわけ。
当時のなごりが今でも残っていたとは…！
定休日に歴史アリですなぁ。ってことで、調べてみました。
業界の定休日のナゾとルーツ！
まずは月曜
サービス業つながりでは、
銭湯も利用者が少ない月曜定休が多い。
『オイルショック以降は燃料が入手しづらい時期が続き、
週１回の休みが義務づけられました』と、
守口市門真市浴場業協同組合からの回答。
これがなかなか興味深い
土・日が稼ぎ時の住宅メーカーや不動産業界では平日定休が多く、
週末を現地案内や契約、
月・火曜は契約書類の作成にあてるため、
水曜定休が多いとか。
ちなみにこの業界は『契約が水で流れる』からと水曜日の契約を避ける慣習があり、
水曜を定休日にしているという『えんぎかつぎ』の説もあります。
なるほどなぁ〜
市場が休みという理由から、
日曜にプラスして『週の半ば』に休みをとる小売業者もあります。
鮮魚店と青果店は水曜、
生花店も同様の理由で月２回の『木曜日』を定休にすることが多いそうです。
業界それぞれに定休日にまつわる事情や歴史があるのですね・・・
それが慣習として残っているのが面白いと思いませんか・・・。
ちなみに『あなたのお勤めの業界の定休日は・・・！？』
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・文責：谷口肇司
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