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●建造物はもっと息永く社会にあるべき!!

jf3tbm2007-08-20

【写真:ウチのブレーンでもある坊垣さん。卓越したアスベスト除去技術を用いビルの改修工事で大活躍されています】


建造物は息永く社会にあるべきで『スクラップ&ビルド』よりも、その時代に見合った不具合なところを『改修』で対応するのが地球にとっても優しいのですね。昨今『アスベスト』が話題になっていますが、ご自身の体験を元にアスベスト除去技術を広めている坊垣善朗さんの活動をご紹介しましょう。


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アスベスト除去は敵討ち!
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大阪府茨木市在住の坊垣さんは、
私の大事なブレーンさんです。
坊垣さんのお父さんは、
昭和40年頃に石綿を吹き付ける大手企業の代理店を始められました。




坊垣さんも当時の会社勤めを辞めて家業を手伝うことに…




石綿を含んだ建材の粉と水を混ぜて『のり状態』にしたものを、
『耐火材』として工場や公共施設の天井などに吹き付けたのだそうです。




全身がドロドロになりマスクなんかしなかったらしい





今ならアスベスト自体が危険だということは常識ですが、
当時は耐火材として石綿を用いることに誰も疑問を持たず、
現場には石綿の危険性も知らされずに生身をさらしながら、
作業にあたられました。




そこに衝撃が走る!




坊垣さんのお父さんや、
一緒に仕事をしていた親類も、
原因が不明の肺ガンにかかって、
亡くなられました。




平成17年頃尼崎のクボタの石綿被害をご存じですか…?




坊垣さんは『父らの死と石綿が関係あるのではないか』と、
疑いを持ちます。
そう尼崎のクボタ旧神崎工場で、
周辺住民に石綿被害の報道があったころです。
ご自身も肺の精密検査を受けられ『異常なし』の結果が出ていますが、
『いつ発症するか』の不安を抱えておられます。




まだまだ多くの建物には石綿が残っている




そんな中、
坊垣さんは知人の紹介で『イーコン工法』という技術で、
石綿除去を手掛ける会社と出会います。




イーコン工法は飛散が少ない




従来のように作業員が石綿をこそぎ落とす工法だと、
問題の『石綿』が『飛散』して、
次なる『被害者』が出てしまいます。




技術の進歩はすごい




新工法だと石綿に特殊な浸透剤を噴霧し、
石綿を湿らせたまま『水圧』で除去するという画期的な技術なんですね。




作業者の健康や、
周辺環境への安全性が高い技術を広めたい





技術の知名度はこれからの課題ですが、
たくさんの建造物には多くの石綿(アスベスト)が残っています。
安全に除去してこれ以上の被害者を増やさないことが大事ではないでしょうか。



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・文責:谷口肇司
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