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●サブプライムローン問題の考察

jf3tbm2007-09-15

【写真:住宅需要は本当にあるのか…?。市内中心部にも人が戻っている反面、郊外は高齢・過疎化していまいか…?】


アメリカのサブプライムローン問題が話題になっていますが、対岸の火事なのでしょうか…?。日本でも大都市周辺の駅前には『タワー型マンション』などが建ち、営業マン達は『必死』になって『金融機関』の『審査』を通しています。『保証会社』の審査を通し、かなり信用度が低い人でも『融資』を通したりしています。ある金融機関の担当さんから聞いた話しでは『○○○ー○○銀行は不良債権だらけだ』とか…。


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サブプライムローン問題は近未来の我が国でも起きる!?
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この10年ほどのアメリカは、
住宅バブルで家の値段が上がっていたから、
信用度が低い人でも高利で借入ても、
住宅を売却するなりしてでも、
ローンに対する担保がなされていました。




要するに『あかんかったら売ればいい』みたいな(笑)…




ところが『家』なんてモノは、
誰かが住んでこそ初めて価値が出てくるのであって、
作り過ぎて誰も住まない家には何の価値もないのですね。




建築費や材料代も出ないわけだ




家に限らずモノが余ってくると、
当然ながら『値下げ』をしてきます。
高値のまま売りに出していても、
売れなかったら『在庫』と同じで、
はっきり言えば『ゴミ』になるだけなんですね。




だから値段を下げてでも売ろうとする




住宅の値段が下がり始めると、
連鎖的に物価が変動してきますよね。
日本人は『前のバブル』で『学習した』はず。
物価が下がって金利も下がって、
国自体が『死に体』になったのをみんな覚えているはず。




今度のバブルはちょっと厄介





アメリカのサブプライムローン問題を見ればわかるように、
住宅価格は下落して金利が上昇しています。
つまり『インフレ傾向』に見えます。
前のバブルが弾けたときは、
全ての値段が下がって、
贅沢しなかったら『テキト〜』に生活できました。




今みたく『中国』の『脅威』はなかったわけだ




前のバブルが弾けた後は、
100均よろしく、
日本をはじめ『世界の工場』が『中国』に『移設』されたのですな。
だからあなたもご存じのとおり、
『中国特需』があるから非鉄金属やら石油の値段が高騰してるわけです。




これから先が非常に不透明ですよね




日本でも『そのうち』に『マンション価格』が『下落』するでしょうし、
さらに追い討ちをかけるように『金利上昇』しています。




マンション購入者の大多数が『変動金利』で融資を受けている




ここまで言えば簡単でしょう。
マンション購入者の大多数が、
マスコミや広告に踊らされてマンションを購入。
いずれ早かれ遅かれ金利が上昇すれば、
月々の返済にも影響が出てきます。




支払いが苦しくなったら…




普通の人は金融機関に、
『リスケ』などの条件変更の交渉などは『まずやらない』。
となると、収入が増えていればいいのですが、
サラリーマンの収入なんてなかなか増えないのが実情です。





となると…




消費者金融のお世話になるしかない。




1、クレジットカードのキャッシングローンに手をつける

2、『銀行系だから安心♪』のカードローンに手をつける

3、大手の消費者金融の窓口を叩く

4、町の金融屋の窓口を叩く

5、短期借入が収入を上回り法律家にゲタを預け破綻




アメリカの現象は近未来の我が国の姿




既に懸念材料が噴出していることに気付きがありますか…?



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