【写真：知人の著書『こころは腸次第』(佐藤眞生氏：著／かんぽう)。読んでみたい方はメールでご一報ください】
最近は仕事で京都に行くことが増えた。正確には『京都に帰る』か…。生まれ育った町『京都』を歩くたびに『忘れかけ』ていた『おこしやす(ようこそいらっしゃい)』の『心』に気付く。京都は『にせモンや安モンはいかん、そして適正価格――』これを全国のリーダーとして京都人が率先して示すことだ(京漬物西利の会長談)。全くそのとおりだと思う。
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●ホンマモンの心を持とう
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京都はとかく『復古(レトロ)』ばかりが強調される。
古いモンを残しつつ、
新しいモンをも生み出すのが、
京都の『モノづくり』に共通する心と技。
これが貫かれてはじめて『京名物』たりえる。
心と技を貫く
技も大事だが『心』を読み取ってほしいと思う。
もちろん、近年の京都人も辛抱が足らんし、
時代の流れに押し流されている中で、
もうちょっとこらえて伝統を受け継ぎ、
ホンマモンを伝承せなあかんと感じる。
そこには『心』が大事やと
心ってのは『食』に通じてるはず。
先日もあるweb制作会社を訪問したけど、
制作マンがカップラーメンをすすりながら、
マウスを握っていて足元は『貧乏ゆすり』をしていた。
これでホンマにいい仕事ができるのか…
本社は東京にある業者だが、
機械的に作業をこなしているに過ぎず、
自称『デザイナー君』は意匠制作のイロハすら知らない。
カップラーメンが彼の体や頭脳を作っている…！？
キレやすい子供が問題視されて久しいが、
その子供たちが既に成人して一家の主(あるじ)になっている。
やはり育った家庭環境を疑いたくなる。
その育てた人たちはもうすぐ引退する…
久々に断食でもして、
心の毒を出してみたくなった。
人間の魂や心は『腹』にあるはず。
食べものがまともだから、
まともな考えができるし、
食べものがジャンクフードばかりだと、
主体性がなくなり考え方も『ジャンク』になる。
心は腸にある…写真の本はホンマにおすすめ
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・文責：谷口肇司
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