●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●相対的幸福と絶対的幸福を考える

jf3tbm2008-06-13

【写真:自己鍛練のためには、まず紙に書いて視覚化すること】


『スピリチュアル』がブームですね。テレビ番組や書店の棚には『守護霊がどうの』とか、『前世がどうだった』とか、『波動がどうした』といった言葉が氾濫しています。最近では『スピリチュアルの見本市』といったイベント(催事)も登場し、『有料で「オーラ」の測定』だとか『幸運を招く鉱石』などが『販売』されています
。そんなもん効き目があるわけなかろう。日本人はここまでバカになったのかしらん・・・。


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●底が浅い消費文化の表れだ
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宗教学者南山大学渡辺学教授)によると、
昨今盛り上がっているスピリチュアルブームは、
『底が浅い消費文化の表れ』と厳しく指摘されています。




ナルシスティックの人々が多過ぎる




ナルシストの多くは『共同体』に馴染めず、
スピリチュアルブームに拍車をかけています。
秋葉原の無差別殺傷事件も、
いわばナルシストのなれの果てではあるまいか・・・?




世の中を正さねばならんと思う




世界中が『大変化の時期』に突入しており、
多くの人々は『不安』を抱えて生活しています。
しかし、長い歴史を見れば、
世界は常に変化しており、
過去にも『神秘を説く』という悪徳な輩がたくさんいました。




人々をたぶらかすのを『邪教』という




ここで宗教的見地で検証していこうと思います。
まず真言宗の『空海』は、
『中国から投げた三鈷(さんこ)が、
高野山にあると「虚言」を吹聴して、
そこに道場を開いた』とあります。




ばかばかしい話ではないか・・・?




さらに天台宗の座主『慈覚』は、
『日輪を射る夢を見た』という『戯言(ざれごと)』を弄し、
天台宗真言密教化した、と残っています。




スピリチュアルも似たようなものではないか




理性的な判断もなく、
ただ盲目的に神秘に躍らせられ、
『すがりたい』だの、
『癒されたい』だの、
『幸福になりたい』だの、
いい歳した大人が、
『生ぬるい自己愛』に『浸っているだけ』ではないですかい?




精神闘争をせえ!!




パワーストーン屋を敵に回すような気はないですが、
水晶玉を略式数珠のようにしたものを腕に巻いて、
それで金持ちになろうなんて甘い考えは、
子供だましもいいところでしょう。
そんなものが役立つときは急なお通夜のときに、
数珠を忘れて格好悪い思いをしなくて済む程度です。




幸福の土台とは・・・?




これだけ大変化の時代です。
自己変革や人格の練磨、
自分自身との精神闘争が一番大事なのです。
さらに仲間を励ましながら自己鍛錬を重ねる。
こういった普段の生活を通して『修行』を重ねるからこそ、
『向上する』のではないか・・・?、と思うのです。
自分との『戦い』を重ねることで、
揺るぎない『幸福の土台』を作っていくのです。




今の人は『相対的な幸福』ばかり追い求めている




金持ちになりたいとか、
漠然と幸福になりたいとか、
癒されたいだの、
ホンマに生ぬるいです。




絶対的な幸福ってのを考えてみてはいかが・・・?




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