【写真:あるFC説明会で・・・】
零細企業の情報発信には、経営者が自らが『ブログを活用する』ってことを力説してきました。浮彫りなのは『文を書くのが苦手』という現実です。しかし、苦手だといって文書作成から逃げていると、企画書1枚作れば『新しいビジネスチャンスにつながるところを見逃すこと』になります。特にモノづくり系企業に多いのは『わしらモノを作る技術はあるんやけど、よう売らんのですわ。売り方がわからんのですわ』です。売り方がわからんのじゃなく『売ってくれる人の食指が動くような「企画書の作り方がわからん」のです』。
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●文節を意識しながら書いてみよう
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文を書くのが苦手というのは、
書く行為に慣れていないだけのことで、
パターンが飲み込めたら、
意外に簡単なのです。
例えば・・・
1)今朝、
2)庭に、
3)アジサイが、
4)咲きました。
これは『4文節』から成る。
『文節』を意識してみると、
訓練次第で読みやすい文が、
作れるようになります。
そう『文節』ってのは、
文を読む際に、
自然な発音で区切られる、
『最小の単位』なのです。
さらに『連用中止法』をやめてみよう!!
連用中止法というのは、
一節一節を『〜して、〜して、〜して』と、
際限なく続く表記の仕方。
大半のブログは、
連用中止法のオンパレードで、
昼間のファミレスにたまっている、
ヤンママやネットワーカーの会話のよう。
これでは何が言いたいのか伝わらない
『〜して…』という表記を、
『〜します』と区切る。
これだけでもずいぶん読みやすくなります。
さらに伝えることと、
行動を起こしてもらうのが目的ならば、
箇条書きにします。
ある経営者の日記を引用すると・・・
昨日の説明会ではFCの説明会をして、参加者はいきなりFC加盟はイメージできないので、まずは業務を体験してもらうイベントをして、それでこのビジネスの有望性を理解してもらって、3回くらいイベントを実施して、売上の中から経費を引いた利益の中から、イベント店側に歩率でバックして、それからFC加盟してもらうように、外商部員増強を提案した。
意味、わからんでしょう
◆説明会概要
1、FC加盟の説明
2、体験イベントの説明
3、外商部員増強の提案
これでよいではないか・・・?
ここに・・・
◆説明会概要(3部構成)
1、FC加盟の説明(20分間)
1)事業の将来性と市場情勢
2)FC加盟のメリット:広告の割り勘制度
本部サポート
統一デザインの使用(デザイン費の割愛)
什器備品の共同購入
業界情報の共有化
2、体験イベントの説明(20分間)
1)FC加盟の前に業務の体験(3回限り)
2)スタッフは本部から派遣
3)既存営業店舗名でDM発送
4)DM制作費と発送費用は本部が負担
5)イベントの正味営業利益を10%を支払い
3、外商部員増強の提案(20分間)
別紙資料参照
こうすれば非常にパンチの効いた説明会の企画書になる
すべての書類は、
頭の中の思考を視覚化したものです。
思考→口語→メモ→文節→文語・・・
こういったステップで文書化すると、
非常に読みやすい書類が作れます。
特に決裁権を持つ人には・・・
決裁権を持つ人は、
ひと目で概要がわからなければなりません。
たくさんのページにした資料は、
『実務担当者向け』なのです。
大変化の時代です
大変化の時代に、
『技術はあるが売り方がわからん』と、
同業種の交流会で酒を飲んでいても、
交流会の主催者だけが、
いい思いをしているだけですぞ。
どうやってブログで訓練するのか・・・?
ブログは口語体で書いても構いません。
読者の広告効果なんかを期待しない。
まず書くってこと。
書けばライブラリーが蓄積できます。
蓄積された書類の中からキーワードを抽出します。
キーワードをつなぎ合わせて企画書や、
広告コピーを生み出すのです。
誰でもできます(^^)v
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