●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●社長には誰でも今すぐなれるが95%の人が失敗している

jf3tbm2008-06-26

【写真:『事業は何で生きているか』を熱弁する筆者】


日本の法人企業は約300万社。個人事業主はその2倍くらいいます。つまり法人・個人をあわせると800万人くらいの『社長』がいるんですね。日本の労働人口は約6,600万人ですから、ざっと8人に1人は社長をやっているんです。そこへもってきて、社長になるのはとてもカンタン。『○×商会』とかテキト〜な社名をつけてスピード名刺屋に原稿を渡すと30分後には名刺ができあがり、その瞬間から『あなたも社長になれる』んです。さらに、今は『起業ブーム』です。社長になるのはカンタンですが、いざ始めると『途中下車ができない電車に乗り続けているようなもの』なんです。社長になるのはとてもカンタンですが、難しいのは『続けること』。『中小企業白書』によると、独立して1年以内に40%が廃業し、10年間同じ会社を経営し続けられるのは20%弱。つまり、独立したほとんどの人が『失敗している』んです。どうしてでしょうかね・・・?。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●事業は何で生きているのか考えてみよう
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


起業家と会っていると、
『成功する人』『失敗する人』の、
だいたいの判断ができるようになりました。




開業するのに一番の課題は何か




この質問で『資金調達』を挙げた人は、
まず失敗します。
まだ何も実態が無い状態で『法人化』する場合は、
初期の段階で資金繰りがおかしくなる。




事業が軌道に乗るのは早くて半年




なんでこんなことを言うか・・・。
事業化のセオリーを勉強せずに、
起業するからおかしくなるんですね。
最近『1円会社』なんてのが流行っていますが、
格好だけ株式を作ったって、
中身が入っていないからだめでしょう。




ハコモノ先行の自治体事業と同じだ




事業設立のときに、
用意できる自己資金をベースに考えないといけません。
手元資金が100万円ならば、
100万円でできることを考えなければいけない。




まず事業を立ち上げる時に考えることを述べる




1)商品は何か
2)販売エリアはどこか
3)客層ターゲットはどの辺りか
4)営業展開はどうするか
5)顧客のフォローはどうするか
6)組織づくりはどうするか
7)資金対策は万全か
8)時間配分はどうするか




これが『経営の8大要素』といわれるもの




商売は『何を』『どこの』『誰に』『どのように』
『売るか』それだけのこと。
資金調達や組織づくりなどは、
基礎ができてから勉強してもぜんぜん遅くない。




事業は何で生きているかわかっていない人が多いです




これを読んでいる人で、
明確に答えられる人はどれくらいおられるでしょうかね。




企業は『粗利で生きている』。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
谷口集客技術研究所←事業概要はこちらをクリックしてください
────────────────────────
⇒お問合せは⇒jf3tbm@yahoo.co.jpまで
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (C) 2004-2008 SHUGIKEN All Rights Reserved.