●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●営業は成約までのプロセスが一番おもしろい

jf3tbm2008-06-28

【写真:顧客づくりを怠ったために破綻に追い込まれた大阪市の信託事業『フェスティバル・ゲート』】


ついこの前までの営業ツールといえば名刺に会社案内、商品カタログに見積書・・・こんなもんでした。モノが溢れてインターネットが普及して商品を売る時代から、体験や自分自身を売ることがより重要な時代に入っています。私は『ブログで新聞書いています』というとみんなおもしろがってみてくれますし、内容はどうあれブログを3年以上続けているとざっと900ページ相当の更新ページがあるわけです。それをビジネスに活かさない手はありません。ぺらぺらの名刺にブログのタイトルやアドレスが書いてあると、名刺を見てブログを見ていただくきっかけづくりもできますし『ブログ』ということで『売込み』もないのでみんな気軽に見てくれます。そこでじっくり時間をかけて顧客との人間関係を作っていくのです。営業に即効薬はありません。あったとしても長続きはせず、次から次へと新規顧客を開拓しなければならないのです。営業経験のある方はご理解いただけると思うのですが『新規顧客の開拓ほど時間のかかるものはない』んです。加えて、既存客は1年に20%の割合で減っていくと言われています。なんにもしなかったら5年で顧客数が『0(ゼロ)』になります。メンド〜だろうが何だろうがそうなっているのですから仕方がないんです。ならば簡単に取り組めるブログを活用しない手はないんじゃないでしょうか?


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●ブログをビジネスに活かすには・・・
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ブログを書いているからって、
『それを見た』といってお仕事のオファーが来るか・・・。
まぁないこともないのですが、
普通に書いているだけだと、
そんなに期待はしない方がいいと思います。
若い起業家の中には・・・




ブログですわブログ、やっぱりブログですわ〜〜〜〜




といいますが、
ブログだけでは不十分なんですね。
やっぱりブログからビジネスに連動させていくには、
少々コツがいります。




まず『ブログを過信しない』ことです




インターネットが普及するまでの主な営業ツールといえば、
名刺と会社案内、それに商品カタログくらいでした。
モノが不足している時代ならば、
いきなりクロージングしても売れたかもしれません。
今は、モノは溢れていますから、
買い替え需要をいかに掘り起すかが、
営業のポイントともいえますね。




お客は『あなたから買いたいと思う理由が必要』です




売り手から言えば『私から買ってほしい』ということですよね。
それならば、いきなりクロージングするんじゃなくって、
『私から買っていただくための、
お客さんとの関係性づくりが大事』なのではないでしょうか。




そのためにブログで人間関係を作るんです




簡単に言うと、
『ブログで人間性を見てもらう』ということなんですね。
さらに『ブログの文章の中でさりげなく営業する』ってことが大事なんです。




営業の仕事ってなんだかわかりますか?




そう。私は今あなたに『なんだかわかりますか』って質問をしましたよね。
これが営業の仕事なんです。
質問や疑問を読者にぶつける。
それで、読み手になんらかの刺激を与えて反応を求めるんです。
反応があれば・・・




それがコミュニケーションの第一歩なのです




一方的にべらべらじゃべる強引な営業マンっていますでしょ。
ああいうのはたいてい顧客から嫌われていますよね。
だから一方的にしゃべるんじゃなく、
こちらから質問をしていくのです。
それでお互いが何らかのつながりが出てくるんですね。




営業の仕事とは質問をすることなのです




ある程度人間関係ができたら、
『今度こんなおもしろい企画があるんですが、
「やってみませんか?」』と問いかけます。
この『やってみませんか?』が、
大事なキーワードなんですね。
そこで『やってみませんよ』とは誰も言いませんね。
(言われれば『あ〜そ〜ですか』と言えばいいだけのこと)




やってみたいな・・・と言われれば契約成立ですよね




営業なんてのは、
ここまでのプロセスを楽しむゲームのようなもの。
簡単に言うと『言葉遊び』なんです。
言葉&文章文化のインターネットの世界で、
ブログを使って顧客開拓をする・・・。
実におもしろい時代になったと思いませんか?


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