●OTA(On The Air)

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●貪・瞋・癡(とん・じん・ち)から脱却しよう

最近、法華経を学ぶ経営者が増えています。経営者とは元々仏法用語で『経を営む者』が語源です。経営者が法華経を学ぶのは、古代インドの世界観などを人生の羅針盤に用いることにもつながり、非常に有用なことだと感じます。法華経は奥が深いのでどこから取り組めばよいか迷ってしまいます。法華経に馴染みのない人に『十界論』から入ってもらうと全員が『なるほど!!』とおっしゃいます。その十界論を少しご説明しましょう。



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●人は誰しもが十の世界を備えています
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1、地獄界
2、餓鬼界
3、畜生界
4、修羅界
5、人界
6、天界
7、声聞界
8、縁覚界
9、菩薩界
10、佛界




地獄・餓鬼・畜生は『貪・瞋・癡(とん・じん・ち)』ともいう




1、地獄界…瞋り(いかり)に縛られた苦しみの生命
2、餓鬼界…果てしない欲望の奴隷
3、畜生界…愚かさが生む破滅と転落
4、修羅界…常に他者に勝とうとするが妬みと悔しさに満ちている
5、人界……穏やかで平静な境涯
6、天界……欲望を満たした喜びの境地
7、声聞界…佛の教えを聞いて一端の悟りを獲得した境涯
8、縁覚界…さまざまな事象を『縁』として自分の力で一端の悟りを得た境涯
9、菩薩界…佛道修行で得た利益(りやく)を他者に分かち与えていく『利他』を実践する境涯
10、佛界…慈悲と智慧衆生(民衆)を救う境涯




これが十界の概要




十界論を話すと、
特に興味深く聞いてもらえるのが、
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の6つを、
『六道(ろくどう)』といい、
声聞・縁覚・菩薩・佛の4つを、
『四聖(ししょう)』というお話です。





今、あなたはどの境涯でしょうか・・・?




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