天界の天とは、
インドに由来します。
その昔にインドで仏教が興きたころ、
地上の人間の能力をはるかに超えた力を持つ神々にことを、
天と言ったのだそうです。
また、神々が住む世界の意味も含め、
「現世で善い行いをした者は来世には天に生まれる」と、
考えられていたとの言い伝えがあります。
仏法では「天界を境涯のひとつ」とし、
「欲望を満たしたときに感じる喜びの境涯」と位置付けられています。
日蓮聖人は「喜ぶは天」と仰せです。
欲望といってもさまざまで、
睡眠欲や食欲などの「本能的な欲望」と、
新しい車や家、洋服が欲しいといった「物質的な欲望」、
地位や名誉、名声を得たいという「社会的な欲望」、
未知の世界を知ったり、
新たな芸術を創造したいという「精神的な欲望」などがあります。
それらの欲望が満たされ、
喜びに浸っている境地が「天界」と説かれています。
しかし天界の喜びは永続的ではありません。
時の経過とともに変化し薄らぎ、
やがては消えてしまうのです。
ですから天界は目指すべき真実の幸福境涯とはいえません。
では、何を目指せばよいのでしょうか・・・?
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