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●菩薩界<WEB法華経勉強会>

菩薩(ぼさつ)とは、
仏の悟りを得ようとして、
「不断の努力をする人」という意味があります。


二乗が仏を師匠としていても、
自分たちは仏の境涯には到れないとしていたのに対し、
菩薩は「師匠である仏の境涯を悟るために努力している」のです。


また、仏の教えを人々に伝え弘め、
人々を救済しようとします。


すなわち「菩薩の境涯の特徴」は、
仏界という最高の境涯を求めていく「求道」とともに、
自らが仏道修行の途上で得た利益(りやく)を、
他者に対しても分かち与えていくという「利他」の実践があることです。


現実の世間の中で、
人々の苦しみと悲しみに同苦し、
抜苦与楽(ばっくよらく)の実践をして、
自他ともの幸福を願うのが菩薩の心です。


二乗が「自分中心」の心に囚われ、
低い悟りに安住しているのに対し、
菩薩は「人のため」「法のため」という「使命感」をもち、
日々行動実践していく境涯なのです。


菩薩の境涯の根本は「慈悲の心」です。


他人を顧みない悪人でも、
自分の妻子を慈悲するように、
生命には本来の慈悲が備わっているのです。


この慈悲の心で念じ、
万人に向け「生き方の根本」にすえるのが、
菩薩界なのです。


勉強になりましたでしょうか・・・?





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