仏界は「仏が体現した尊極の境涯」です。
仏（仏陀）とは覚者（かくしゃ）の意味で、
宇宙と生命を貫く根源の法である「妙法」を悟った人のことです。
具体的にはインドで生まれた「釈尊（釈迦）」などです。
また、さまざまな教典には、
阿弥陀如来など種々の仏が説かれていますが、
これは仏の境涯の素晴らしさを、
一面から「譬喩的（ひゆてき）」に示した「架空の仏像」なのです。
仏とは、
自身の生命の根源が「妙法」であると悟り、
それにより開かれる広大で福徳豊かな境涯です。
この境涯を開いた仏は、
無上の慈悲と智慧を体現し、
その力で一切衆生（全人類）に対し、
自分と等しい仏の境涯を得てもらうために、
努力と研鑽の戦いを続けます。
さらに仏界というものは、
私たちの生命の中に備わっています。
しかし、仏の境涯を現実の生命に現すことが難しいのが現実です。
わかりやすく言いますと、
仏の境涯は、
「生きていること自体が最高の幸福であると確信できること」なのです。
不景気になると、
リストラや減給とか、
売り掛け金の焦げ付きや、
連鎖倒産の憂き目にあうこともあります。
それが原因で自殺する・・・なんて馬鹿らしいことでしょう
経営者たる者、
苦境のときこそ法華経を読み、
先達の智慧に学びながら、
活路を見い出すのです。
経営者は「経を営む者」なのですから・・・。
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