【写真：花を見る余裕はありますか・・・？】
明日は月末です。
多くの会社経営者の多くは、
けっこう憂鬱な日ではなかろうか・・・。
いろいろ思い出すのが２００７年の８月。
８年前の８月１５日に事業所を畳む決定をし、
司法関係の専門家を探しだしたのがちょうど６月頃。
それから１か月ほど要して司法専門家に受任していただき、
債務の整理などを進めたりした。
広告関係は倒産・破産が多い業種だ
・媒体社への支払いは早く・・・
・入金は遅い
運転資金を半年分くらい回せないと『やれない』。
得意先から『手形のジャンプ』の申し出があったときは、
アタマがクラクラしたのを思い出す。
ジャンプされた分『こっちの支払い』を延ばすか・・・。
経営者なら多くの人が経験していると思う
当時は『起業ブーム？』の最中で、
異業種の起業家仲間もたくさんいたが、
多くは資金繰りが大変だったように思う。
『夢は叶えるためにある・・・』（笑いそうなスローガンだ）
会社組織にしている連中も多かったが、
まともな決算書では金融機関が相手にしてくれるはずもなく、
加えて公庫融資も蹴られているから、
保証協会を付けての銀行融資も受けられない。
魔の入口は『クレジットカード』のキャッシング枠・・・
厄介なのが枠一杯（例えば５０万円）を借りて、
返済方法を見ておらず『リボルビング払い状態』で、
いつまでたっても元金が減らない。
さらに集金してきても『手形』でサイトが１８０日だとか、
文字通り２１０日の『台風手形』が回ってきたり。
半年分以上の運転資金がいる
中には『ややこしそうなところ』から融通してもらっている仲間もいた。
その後、業績が多少は上向いてきたのか、
今も業務を続けていそうな雰囲気だから、
何とか持ちこたえたのだろう。
仲間も異業種交流会なんかでは調子のいいことを言っていたが・・・
私の場合は商工ローンや市中金融の世話にはならなかったが、
仲間の連中は従業員を抱えていたので、
給料支給日には消費者金融を駆け回って融通してもらい、
仕入れ先への支払いには商工ローンから融通してもらう。
傍目に見ても恐ろしかったものだ
私の場合は『もう、リセットした方が楽』と考えた。
幸い、２軒目に出会えた司法関係者が、
親身に対応してくださったので、
何とか最低限の費用で事業の整理がついた。
今は『どうだか知らない』のだが、
当時は法人格での倒産費用も百万単位で飛んでいく。
法人の場合、数百万ないと倒産すらできない・・・
私の場合は個人事業だったので、
ほとんど私的整理のような感じだったのが幸いしたと思う。
ときどき『広告業界復帰の誘い』もあるが、
あんなに『回収サイトが長い業界』は金輪際ご免だ。
今も当時の起業家仲間とたまに連絡を取るが・・・
在庫が１０百万単位で抱えているとかいう。
何とか持ちこたえているようだが、
大丈夫なのか『少し心配』になるが、
心配したところで『どうしようもない』。
今は『つつましい暮らし』が『気楽』でいい
金策に走る社長がこのブログを読む余裕などないと思うが、
もしも読んでいながら悩んでいらっしゃるなら、
人生の価値を考えてほしいと思う。
また、おカネの融通こそできないが、
相談やグチくらいなら聞く用意はあります。
もう、成功体験の本などは読まないようにしている・・・
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『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
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大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です！
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