●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●河川決壊の報道を見て・・・


【写真:以前は『忘れたころにやってきた』のだが・・・】


関東や東北で豪雨が続き、
河川決壊の報道がテレビの前に釘づけにした。
さすがにミヤネも阪神淡路で叩かれたように、
CM中にゴルフのスイングの練習はしていないだろうと思う。


テレビの連中も『どうせ、他人事。仕事ですから・・・』だ


東京湾震源地震東京五輪を意識してなのか、
あんまり詳しく報道していない。
そのタイミングで『阿蘇山噴火』だから、
政府もテレビ屋も都合がよかろう。


さて、河川の氾濫だ


孤立した人はヘリで救出されるシーンも生放送され、
いろいろと思うことが出てきた。


なぜ、避難しなかったのか・・・?


救出された40歳代の女性は、
『避難しようと思わなかった。近所の誰も避難しなかった』という。
あるいは『防災無線が聞こえなかった』という回答もあった。
ある地域では『避難指示すら出ていない』というお粗末さだ。


市役所には『危機管理の専門家などいない』のである


決壊現場から数百メートルしか離れていない住民が、
『川が溢れそうなのは知っていたが・・・』という。
『なぜ、知っていながら避難しないのか』と取材記者が問うても、
『近所の誰もが避難しなかったから』と回答した。


集団心理が裏目に出ている証拠だ


結果的に自衛隊のヘリで救助されたから一命は取り留めたものの、
『自分の頭で考えて行動していれば・・・』と思う。
近隣の河川が氾濫寸前になっているのを知りながら、
『近所の人』や『防災無線が・・・』とは、
本当に危機管理意識が遠のいていると言わざるを得ない。


自分の生命の危機が数百メートルまで迫っていても・・・


数百メートルの至近距離に『命を奪う何か』が接近していても、
近所の人や防災無線の有無に頼るとは仰天だ。
全てが『他人事』であり『数百メートル先が、対岸の火事』なのだ。
数百メートルの危機でも他人事だから、
北朝鮮の核の脅威や中国の海洋占拠など、
対岸の火事でも当然なのだろう。
その証拠に『センソーホーアン、ハンタァーイ!』のヒステリックデモだ。


決壊被害に遭った方々には気の毒に思うが・・・


川が氾濫するまでに至らなくとも、
悪天候で電車が間引き運転されたりすると、
タクシー待ちの長蛇の列ができる。
雨が降れば街の流しのタクシーは、
ほぼ拾えない。
客を降ろしたら『次の客がドアの横に駆け寄る』のが実情だ。
多くのタクシー運転手も『警報が出たら入庫』するし、
早々に『目標金額に到達した時点で入庫する』のだ。


駅にタクシーが戻ってくることはない


ある大学教授が、
『学生に「急いでこれを」と指示しても、
  「急ぐ」と言っているのに歩いてくるのですよ』と嘆いていた。


これも危機管理意識が薄れている証拠だろう


授業中だろうが食事中だろうがケータイやスマホをいじり、
LINEやFacebookから流れてくる『友達からの二次情報』を頼る。
雨雲の様子や天気予報もネットで詳細に伝えているようになったが、
雨雲の時間別予想を見ても『どうなるのか』が想像できない人が多い。


最新機器の最新情報も『猫に小判』で『宝の持ち腐れ』だ


ましてや『天気図』などを見せても、
テレビのように気象予報士が『丁寧にイラスト付きで説明』して、
はじめて少し理解できるような『ていたらく』である。


天気図など中学で習うレベルなのだが・・・


学歴は一丁前に高卒だの大卒だのと言っても、
中学レベルの実用的な天気図など『見ても予測がつかない』のである。
こんな程度だと『何のための高等教育か?』と不思議に思ってしまう。


そのくせだ


何かのイデオロギー集団が糸を引き、
安保法案反対の集団デモなどには参加する。
ツイッターでの呼びかけだか何だか知らないが、
相当にヒステリックだ。


インタビューには優等生の回答をする


デモにしても『誰か』に呼応しただけで、
『自分で考えたのか』となれば『???』である。


まぁ、声を出すのは大事だと思うが


デモ行進で声を上げるのが大事だと思うのなら、
災害時にも『大声で叫ぶ』のも大事だ。
スマホいじりでSNSでコミュニケーションを取っていても、
自室で無言でやっている限り、
『いざ』というときには逃げ遅れるだろう。


とにかく『自分の頭で考えて、声を出す』のが危機管理の第一歩だと切に思う


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耕作放棄地再生、人の再生、物の再生をミッションに
大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
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