●OTA(On The Air)

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●やってるつもり・・・


【写真:ハザードマップは配布された翌日に捨てられる運命だ】


役所が作って配布するハザードマップの50%以上が、
翌日にはゴミに出されるか古紙回収行きなのが実情だ。
住民も『複雑すぎてよくわからない』という。


これでは税金の無駄としか言いようがない。


税金を使って『印刷業者』を儲けさせ、
結果は『税金でゴミを作っている』のである。
そのゴミを処分するために税金で『塵芥収集車』を走らせ、
焼却場で燃やしている・・・。


役所も『危機管理を「やってるつもり」』だ


地図の読み方すら知らない人にも問題があるし、
役所も配布しただけで『アフターフォロー』もやらない。
さらに『防災』と『ひとこと』で片づけているが、
実際には『縦割り』の連携ができていない。
ましてや『市役所には危機管理の専門家』などいない。
連携が取れていないのは『維新』がいう二重行政より『たちが悪い』。



大東市地震と洪水の2種が配布されているが、
 多くの世帯は捨ててしまっている


何かの業務と兼任しているマニュアル人間しかいないのだ


今回『川の氾濫』が大きく報道されたが、
河川の防災にしても『かなり複雑』である。
例えば我が家がある大東市に流れる寝屋川水系には、
近隣に遊水池があったりするのだが・・・。


1、河川===国土交通省の管理下
2、遊水池==大阪府の管理下
3、防災無線大東市の管理下


こんな具合だ


大雨洪水警報が発令されれば、
大阪府の職員が招集されて、
遊水池のある『深北緑地』というところの事務所に駆けつける。


下流の水位を調整すべく水門を閉めたり、
溢れそうな場合は『遊水池』に水を流したりする。
当然、市役所とは連携しているのだが、
『どの程度、密に連携しているのか』はよくわからない。


大阪府の職員は『往復をチケットでタクシーを使う』ようだ


まぁ、公務で深夜の場合もあるだろうし、
晩酌後の警報発令となればタクシーで現場に向かうこともあるだろう。
いまのところ『へべれけ』で登庁した職員は見たことがないから、
適宜、対応しているのだろうと思う。


話を戻そう


鬼怒川の決壊の際『仰天の避難指示』が出た。
鬼怒川の東側が破堤したのだが、
行政は住民に『川の西側に避難せよ』という情報を出した。
気持ちはわからなくないが、
水の流れに向かって西側に逃げろとは・・・?


呆れてしまう


避難指示を出せばいいというものではない。
憶測だが、国交省・県・市の情報連携が脆弱だったのだろう。
これは鬼怒川だけの課題ではない。
どこの市町村とて『似たようなもん』だと思っている。


だから『自分の頭で考えて行動しないといけない』


鬼怒川の氾濫や栃木、福島の大雨は、
NHKが夜通しラジオとテレビで同時放送していた。
NHKは『みなさまの受信料』を徴収しているので、
一生懸命に番組を中断しながら伝えていた。
民放は『お気楽にテレビショッピング』だった。


役所はどうすべきなのか・・・?


民放はスポンサーさまさまだから、
テレショップも仕方がないのかも知れない。
でも『データ放送』では『しっかりと情報提供していた』
役所は住民税を徴収しているのだから、
もう少し『横の連携』を密にして、
素人にもわかりやすく的確な指示や勧告を出さないといけない。


鬼怒川の決壊は他人事ではない


我が、大東市も寝屋川や恩地川の氾濫を防止する『高い堤防』がある。
この堤防は、そう簡単に越水する高さではない。
万一、越水するような事態になれば、
大東市は『壊滅』するくらいの勢いで水が流れてくる。
堤防が高ければ高いほど越水時の破壊力は凄まじいのである。


自分の家の周辺の地形はどうなっているか・・・?


意外と多くの人が『漠然』としか把握していない。
多くの税金を投入して配布されたハザードマップ
今、一度、各世帯で『見直し』てみたらいかがだろう。
また、家族の集合場所を決めておくのも、
大事なことだと思っている。


あなたの家はいかが・・・?



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大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
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通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
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