【写真：油断すると、町中にはカネを吸い取る仕掛けがウヨウヨ！】
『ミナミの帝王』の再放送で萬田銀次郎が興味深いことを言っていた。
『人間が緊張を保てるのは６０日が限界や』
『貧乏人はカネの使い方が雑なんや』
『日銭は持っとるけど、まとまったカネは持っとらん』
『そのカネを借りて返すために日銭稼ぎに精出しよる』
『一生懸命緊張を保てるのが６０日ちゅうことや』
昔から日掛け屋というのがある
最大６０日で完済させる『日掛け屋』という小口金融が存在するのも、
考えてみれば『人間工学？（感情）に基づいた商売』かも知れない。
いわば『エモーショナル・マーケティング』だ。
仕組みは、１０万円借りて１日１万円ずつ返す。
最初に１日分の１万を引かれ、
実質９万円を借りて９日で完済し、また借りる。
だいたい５０万円くらいまで貸し付ける小口金融だ。
だいたい博打場と裏でつるんでいるから貧乏地獄の入り口かもしれない。
国道筋のパチンコ屋の周辺にはサラ金の自動契約小屋も多い
タクシー会社でも日掛け屋まがいの融資制度をやっているところがある。
原資は『乗務員から集めた「互助会」という基金』があり、
実質的には『頼母子講（たのもしこう）』と大して変わらない。
まぁ、社員の冠婚葬祭や制服支給、
はたまた免許停止時の『資金貸付』や、
各種クラブ活動の補助金も互助会のカネを使っているから、
互助会自体が『講』でパクられることもない。
会社ぐるみで『講』のシステムを合法的に構築している。
表向きは『給料の前借り』ということになっていて、
回収が焦げ付いたら給料が担保だから、
払えないときの月給で回収し運転手は『実質無支給』になる。
無給では生活できないから『別枠』で会社から借りる
堅実な会社は『売上１０万円以上で５万円未満の貸付』で、
会社は『ソン』をしないことになっている。
さらに社会保険や租税公課に関しては『強制貸付』で、
しまいには租税公課関係が膨れ上がり、
一度、手を出したら自己破産すらできない縛りがつくのだ。
さて、タクシー屋はの運賃回収は『現金決済』が原則だ
運賃の『支払い』を見ていると『この人、雑な人やなぁ』と思うこと多々。
タクシー乗務員はパチンコ好きが多いイメージがあるからか、
私もパチンコをやると思って『なんちゃら台がどーたらこーたら』と、
いつ乗ってきてもパチンコの話題しかしないオッサンやオバハンがいる。
パチンコに勝っても負けても『コーヒーでも飲んで』とチップをくれる
そのくせ『パチンコに負けたからカネがない（残金が少ない）』とか言う。
それでいて『居酒屋〇〇まで行って』と残金が少ないにも関わらず飲みに行く。
パチンコに負けた上に『ヤケ酒』とは常軌を逸した金銭感覚だ。
カネがないならパチンコもせず飲みに行くのも止めればいいのだが・・・
ミナミの帝王『萬田銀次郎』が、
『貧乏人はカネの使い方が雑』には納得してしまう。
実生活で特に貧乏を感じていなくても、
カネ使いが雑だと『貧乏くさい』オーラが出るものだ。
世の中には『貧乏人への入り口』が無数にある。
誘惑を受けないように防備線を張るにはいろいろ考えてしまう。
大事なのは計画と見直し
まぁ、計画も見直しもできれば、
給料日が待ち遠しいなんてことにもならないのだろうが・・・。
せめて金銭出納くらいは把握したいものだ。
酒、博打、女遊び・・・
今は、どれもやらなくなった。
一時期は休肝日を設けないと・・・と思いつつ酒を飲んでいた。
健康診断で『禁酒しなさい』とまで言われたこともあった。
楽しい酒はいいものだが『禁酒』や、
『休肝日』を意識してまで飲むようになると、
アルコール依存が相当に進んでいる。
酒を止めて、カネ使いの雑さがマシになったのを強調しておこう
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あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です！
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