●OTA(On The Air)

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●手帳活用の参考に・・・


【写真:ノートにページ番号を打つと後の検索に便利だ】


書店や文具売り場に『来年の手帳』が並び始めた。


『来年はどんな手帳を使おうか』と、
矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)の光景を見かける。
その多くは女性のビジネスパーソンだ。


男性はあんまり文具に関心がないのだろうか・・・


誰がどんな手帳を使おうと知ったことではないのだが、
案外『どこにメモしたっけ・・・?』と、
やさがしをするのは『おしなべて男性が多い』のが気になる。
まぁ、外回りでバタバタするから『テキトーな紙に書く人』も多い。
気持ちはわかるのだが『これでは得意先にも上司にも信頼を得られない』と思う。


特にケータイ(スマホ)ネイティブ世代は要注意だ


自分より年長の『相手さま』とのやりとりで、
相手の目の前でスマホやケータイのスケジュール管理やメモ帳に打ち込むと、
『人が話をしているのにスマホをいじって失礼なヤツだ』と誤解を招く。
やはり信頼を得るには『相手に見えるようにノートに大きくしっかり書く』のが肝要。


さて、手帳は使い続けると奥が深い


いろんな案件が混在し、
時系列発生ごとにコトが進まないのがビジネスだ。
どうしても納期や期限があり、
コトやモノの難易度や緊急度によって処理が前後するのもビジネスである。


こういうとき『あのメモ、どこに書いたっけ・・・?』は男性が多いのだ



▲過ぎた週の手帳のページは、
 右上をハサミでカットしておくと最新ページに即座にジャンプできる


多くのビジネスパーソンは『能率手帳型の背綴じ手帳』を用いる。
この背綴じ手帳の後半にも『メモ欄』があるが、
日々、いろんな案件を同時進行していると、
ページが足りなくなることもザラにある。



▲手帳左ページは日誌的。右ページは雑記。右下には通し番号


解決のオススメは『雑記ノート』の併用だ


いわゆる大学ノートと呼ばれる『アレ』だが、
別にB5サイズでなくてもB6でもA6でも、
自分が使いやすければそれでよい。


私はA5くらいが使いやすいと感じている


もっともファイリングができる人は、
ルーズリーフやシステム手帳で課題解決なのだが、
日本人の多くは『ファイリングのノーハウ』を持っていない。


なぜだろう・・・


ファイリングもルーズリーフもシステムという言葉も『西洋』発祥で、
日本には『そういう文化が根付いていない』から『カタカナ』で、
学校の先生もファイリング自体が『我流』だから学校で教えない。


西洋ではファイリングも学校で教えるそうだ


システム手帳やルーズリーフを使いこなすには、
ファイリングのノーハウが必須であり、
ノーハウがない人のシステム手帳は『ブタ手帳』のごとく膨れ上がっている。
ファイリングは別の機会に設けてみたいと思うので、
ここでは背綴じの手帳と背綴じのノートでの提案だ。


手帳と併用するノートに『ページの通し番号を付ける』のがオススメだ


▼手帳に書くのはスケジュールと詳細の検索先ページ番号


・13:00〜営業会議=P20
・16:00〜〇〇社訪問、△△の件、打ち合わせ=P21
・18:00〜部署MTG=P22


会議やミーティングで議事録が出ればいいのだが、
個々がメモすれば済む程度の会議やミーティングがほとんどだ。
こういう場合『雑記ノート』に『ページ通し番号』を打っておくと、
必ず『後々に役に立つ』のである。


実際、既製品のノートでページ番号を印刷したものも販売されているが・・・


ノートにはA罫やB罫もある上、
職種や好みで『方眼ノート』を使う場合もある。
全ての種類にページ番号を印刷したらコスト高になるので、
安価なノートに自分で番号を振っていくのが妥当だ。
多少、面倒くさい感も否めないが、
休日に酒を飲みながらだらだらテレビを見ているヒマがあれば、
この程度の作業など少しの手間で、
後日『探し物』であたふたするより、
有意義な休日の過ごし方といえよう。


背綴じノートは使い方次第で非常に便利な道具だ


もちろん『用済みの不要な情報』をも持ち歩くことになるが、
大事なことは『書いたメモを何度も読み返すクセをつけること』だ。
それが用済みで不要だろうが『読み返すこと』で、
よかったこと、失敗したことなども思い返すことができる。


私の知り合いはビジネスメモのノートを何百冊も使っている


本来、メモは多くとって不要なメモは捨てていくのが定説だが、
『自分のビジネスの足跡』として記録を取っておくのは、
何年もたってから役に立つこともよく聞く話だ。
思いついたアイデアも『後で役立つ』ために『今、書いておく』のだ。


この手法を応用すると『読書メモ』にも使える


もちろん『読書メモ専用ノート』を作ってもいいのだが、
学生時代の勉強のような『教科ごと』のノートを作るほどでもない。
多くの人は『自分が抱えているテーマ』や、
課題解決のために本を読むことが多く、
それも『空き時間』を利用して『目を通す』ことも多い。
ならば『雑記ノート』に『気になるキーワード』などを抜書きしておけば、
流し読みするよりは記憶に残ることが多い。


頭の良し悪しより情報処理能力の問題だ


仕事人が自己啓発のために本を読むのは、
学生さんのように専用の時間を取りにくいものだ。
しかし『せっかく本を読むのだから身に着けたい知識』もある。
また、図書館から借りた書籍は書き込みができないから、
なおのこと『ノートに記録する』のがいいと思う。


仕事の上でも手帳もノートも使う必要がない人もいるだろう・・・


そういう人も手帳とノートをぜひ活用して、
有意義な人生を切り開いてほしいと思うのだ。
どんな手帳を使うのかは、
実際のご自身の生活に合わせて選んでほしいと思う。


ちなみに私が今、愛用しているのはダイソー謹製のモレスキンもどき手帳である



ダイソー謹製であるが、方眼なのと紙質が意外によい


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※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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耕作放棄地再生、人の再生、物の再生をミッションに
大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
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