●OTA(On The Air)

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●若年時代の仕事観。

この3日ほど『雇用実態』と『高齢ニート&高齢パラサイト』について取り上げてきた。だが、若年ニートが『よい』とは全く思っていない。むしろ、若年ニートを擁護する気もさらさらない。だが、若年ニートの中には『就職したが馴染めなかった』とか、トラウマになっていることも理解している。職業選択は『自由』だし、トラウマから脱して『仕事観』を持って、自分で稼げないと、ただの社会的パラサイトであり『全く、説得力もない』。ましてや、ニート生活を正当化する能書きなど誰も『まともに聞いてくれない』のである。では、どんな仕事観が必要なのだろうか。



【写真:若い時は仕事の適性などわからないものだ】


20年ほど前、あるアウトドア関係の社長から興味深い話を聞いた。


人生における仕事は・・・


1、前半戦は『川下り』
2、後半戦は『山登り』


言い得ていると思う。


私の社会人生活を振り返っても『その通り』だった。


若い頃は『仕事の中身』もわからない。
若い頃は『仕事の適性』もわからない。


わからないことの『二乗』だ。


新入社員から3年までは『急流』を下る小舟のように、
ただただ転覆して沈没しないように、
無我夢中で進むしかない。


入社後3年間は・・・


1、『はい』を言い続けるしかない。
2、『わかりました』を言い続けるしかない。
3、『何でもやります』を言い続けるしかない。


これが仕事を身につける早道なのは今も昔も同じである。


数年経てば『仕事の全体像』が見えてくる。
数年経てば『仕事の意味』もわかってくる。
自分なりの『目標』も見つかる。


一度でトラウマを抱えニートや引きこもるのはもったいない。


今の親御さんも『大学卒業』までは、
何とか励ましたりするのだが、
その後は安泰を前提で育てているから、
実際に我が子が新卒で入った会社がブラック企業で、
1年程度で退職してしまうと『対処法がわかっていない』。


再就職では新卒カードが切れないことに落胆してニートに転ずる。


ニートの人が言うトラウマも極端な例が多い。
『都会で消耗戦に参加していたら、
 過労死するか自殺するしかない』とかいう。


テキトーに手を抜くこと『要領』すらわからないのか?


不思議なことに群れているニートは、
圧倒的に男子が多い。
さらに山奥のシェアハウスにニートが固まっていたりするが、
こういう場所に女子がいたら楽しいだろうな・・・と思うのだが、
どうやら、小汚い共同住宅には女子は寄りつかない。


まぁ、当たり前だろう。


男子はヨレヨレのTシャツとジーパンで何日も過ごせるが、
女子が何日も同じ服を着ているのは、
ちょっと想像しにくい。


ある女子が言っていた。


ニートなんかになるくらいなら、
 働いたおカネを手に合コンにでも出かけて、
 彼氏をゲットして専業主婦になる方がいい』


たくましいではないか?


専業主婦業も大事な家事労働だ。
要は『働き続けたい気持ちを持つことの大事さ』を、
親世代が、どれだけ子供に教えてきたか。
さらに、仕事で結果を出すだけでは足りない。


『家庭を持てるなら、その家庭を大事にできてこそ』。


昔から『苦労は買ってでもせよ』という。
ブラック企業なら辞めたっていくらでも仕事はある。
働き続けたい気持ちがあれば、
仕事の中身がわかるまでは『何でもやります』しかないのだ。


対人恐怖症などを意識しているヒマなどない。


人生における仕事は・・・


1、前半戦は『川下り』
2、後半戦は『山登り』


いきなり、無理に山に登るより流れに身を任せる方が、
本当は『ラク』なのである。
これは、仕事に限らず『未知の世界』に飛び込むときも同じことである。


多くの親の責務は『子供がいい人生を送れるか』の教育だと信じている。


♪明日があるさ<ウルフルズ>♪


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