2014年時点の国内平均年齢は『45歳』と聞いた。その後、2年経過しているから、単純に2年を加算すれば47歳になるが、死亡者もいるから、単純に47歳とはいかないかも知れないが、まぁ、近い数字だろう。だから、というわけではないが、平均年齢前後の人も、しっかりやってほしい、と思うのである。
【写真:中高年が選挙をはじめ『意見』を言うから高齢者民主主義でもある】
昼下がりの奥様番組は『高齢者ウケ』するものばかり。
テレビ局は『視聴率』がモノを言うから、
テレビ視聴者の中心年齢をもとに番組を作っている。
昼下がりのワイドショーを見るのは、
58歳くらいの専業主婦が中心だから、
勢い、週刊誌の目次のような番組進行になっている。
これだけで番組が構成されているのが笑える。
本当は『この国の財政を圧迫しているのはお前たち高齢者だ』と解説すれば、
当然、高齢者は『今までこの国を引っ張ってきた我々を愚弄するなどけしからん』と、
大きく反発するのは火を見るより明らかで『視聴率』はガタ落ちになる。
特に北朝鮮関連報道の狙いは・・・
財政圧迫の話題を避けて、
いかにも差し迫ったように伝えれば、
アホな視聴者は『軍拡もやむなし』と思うだろう。
その軍備拡張にかかるカネは税金だし、
脅威が差し迫っていたら『増税』も認めるほかない。
これが、メディアコントロールである。
北がミサイルをぶっ放したり核実験を行った日、
日本の報道は、さながら『空襲警報』や『警戒警報』のような大騒ぎ。
ところが、韓国メディアはどうだろうか。
報道こそすれ、日本のメディアほど大騒ぎしていない。
一部には『韓国は慣れっこになって平和ボケしている』と批判もあるが、
韓国は徴兵がある以上『決して平和ボケ』までには至っていない。
男の子を設けた家庭は『除隊まで、お国にご奉公に出す』のだから、
家族は大事な息子が無事に帰還するまで気が気ではない。
韓国は日本ほど、能天気ではない。
日本の場合は自衛隊も『志願』だし、
入隊するまでは『就職』の感覚である。
北朝鮮情勢は『対岸の火事』でわかりにくい面もあるが、
わかりにくいからこそ『高齢者を丸め込みやすいネタ』でもある。
増税すれば軍備だろうが高齢者対策だろうが国の予算になる。
拉致問題が一向に進展しないのを、
誰も不思議に思わないのが不可解だ。
本当かどうかはわからないが、
金正恩の実母が『横田めぐみ氏』であるというネタには、
テレビは『触らぬ神に祟りなし』で避けて通っている。
何が真実かはわからないが、
火のないところに煙は立たない。
こういうネタを扱わないのが『腰抜け』なのだ。
▲諸説あるが、そっくりさんだ。(横田めぐみ氏/金正恩の若い頃)
さて、平均年齢が45歳を超えた今、
『若い若い』と思っている人も、
高齢者の門を叩きつつある。
だが・・・。
今のところ平静だが、
何かの拍子に『世代間の亀裂』が起こるだろう。
今年に入って選挙年齢が引き下げられた。
とはいえ、票田は相変わらず『中高年』にある。
怖いのは・・・
選挙で多数決を取れば、
その政策が間違っていても『通ってしまう』のである。
民主主義だから多数決が可決されるのは仕方がないが、
若年層が『政治家やメディアなんか信用できない』と棄権するのではなく、
きちんと自分の考えを反映できる行動をしないと、
この国はめちゃめちゃになる。
高齢者の利益が最優先される偏った政策がまかり通っている。
なんでもかんでも『今まで国を引っ張ってきた』と、
敬って当然という感覚も、
少しは『ヘコませる必要がある』。
引っ張ってきた多くは故人になっている。
ただの、社会の、会社の『歯車』として、
自分の任務を全うしただけの話で、
それ以上もそれ以下もない。
必要以上のリスペクト(表敬)は調子に乗らせるだけだ。
どうも、昨今、町で見かける『サンデー毎日』の人たちを見ると、
『あんたら、自分の利益最優先を「権利」と誤解すんなよ』と、
どうしょうもなく、むかむかすることがあるのである。
世代間の亀裂が大きくならなければいいのだが・・・。
どうあれ、日本は『高齢者だけの国ではない』のは確かだ。
若い人は、高齢者に遠慮せず『自分たちの利益も訴えるべき』だ。
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あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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