●OTA(On The Air)

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●敬老の日など、いらない。

これだけ年寄りが増えたら、もう敬老の日はいらないんじゃないか・・・と思う。せいぜい、身内に高齢者がいれば、多少は取って付けた敬老の日のプレゼントもいいだろう。だが、見ず知らずの年寄りが、どんな人生を過ごしてきたのかもわからないのだから、なんでもかんでも敬老敬老ってのは、どうなんだか、と感じている。こんなことを言っている私ですら『初老』と呼ばれる年齢域に入っている。『まだまだ若いですよ』が『ほめ言葉』のように使う人が多いが、言いかえれば『まだまだ未熟ですよ』と言っているのと同じだ。平均年齢が45歳になっている我が国、このままだと『毎日が敬老の日』になってしまう。そろそろ敬老の日の在り方を見直してもいいのではないだろうか。



【写真:テキトーにやっておけばいい、敬老の日


近隣の喫茶店の常連に『爺』と呼ばれるオッサンがいる。


年齢的には『敬老の日』の対象になるのだが、
『こんなオッサン、敬う価値があるか?』という事件があった。
事件の概要は、爺が酔っぱらって自転車に乗り、
自転車通行禁止の道路で高校生と接触事故を起こした。


そこまでは、まぁいい。


爺と高校生が救急病院に運ばれた。
仰天したのは『爺』が『健康保険に未加入』ということが発覚した。
さらに『爺はバツ2』で『娘さんが病院に呼ばれた』のだが、
この娘さんは『父とは縁を切っています。保証人にはなりません』と、
病院の要請を断って15分で『そそくさ』と病院を後にした。


おっと、いきなりのパンチに病院は困った。


空調工事の自営業だった爺は、
健康保険に未加入で『セットになっている国民年金も未加入』だ。
年金も未加入で健保もなし。当然、カネもなし。


爺が通っている喫茶店のママに保証人の依頼が入った。


身内でもなんでもない『ただの常連客』の爺。
当たり前だが、
ママは『何で私が〇〇さんの保証人にならんといかんのですか?』。
この切り返しに病院側は『しどろもどろ』。
話し合いは『5分』で決着がついた。
このままでは病院は治療もできないし、
応急処置の治療費も焦げ付いてしまう。


ダブルパンチを食らった。


そこで病院側の代理人が市役所に出向き、
爺の健保加入手続きを取り、
病院側も『やっとこさ治療できるようになった』のである。


こんなジジイを誰がどうやって敬えというのか?


さらに『ケガをしたら仕事ができん』と爺は言うが、
その前に『仕事を干されてカツカツの生活』だ。
自営業が多忙の頃は『税金をごまかし』、
健保も国民年金も未加入。


最終的に、生活保護の扱いになっている。


言っちゃ悪いが税金はごまかしたり未納だったり、
年金は掛けていないし健保も未加入。
ほとんど納税の義務を果たしていないクソジジイなど、
敬う必要があろうか・・・?。


それでなくても、今の高齢者はトクし過ぎだ。


世の中を引っ張って来ただの御託を並べ能書きを垂れるが、
『あんたら払ってきた年金の掛け金って数百円からスタートして、
つい30年ほど前でも毎月数千円しか払っていないじゃないか』。


自分が掛けた金額より多く受給できるのが今の年金制度だ。


それでいて『敬わないヤツはけしからん』とかぬかす。
別に面と向かって『敬わない』とは言わないし、
一人の人間として互いに敬意を示せればいい。
ジジババも今の国家財政を圧迫しているのは、
自分たちである認識を持ったら話は別だが。


年寄りだから特別ってのは、もう過去の話だと私は思う。


ほんまかいな・・・


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