●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●怒る技術。

腹が立ったら、怒るのが当たり前である。この当たり前のことができない人が増えた。仕事で上司や顧客に理不尽なことを要求され、呑みこんでしまうことで鬱積してしまう。そこで、些細なことで『キレる』矛先が見つかれば『八つ当たり』している。ストレートに怒ってみたら、意外と解決策が見つかることも多いのだが・・・。



【写真:真剣に怒る人は激減している】


課長に腹が立てば課長に怒るのがスジだ。


たかが管理職の分際で解雇権などない。
だいたい、今の課長など『名ばかり管理職』で、
実際の中身は『閑離職』だ。


喜怒哀楽・・・これが本来の人間の持つ感情じゃないか。


鬱積した怒りが『八つ当たり』を招き、
何やら日本全体が『不機嫌社会』になっている。
いじめが問題になっているが、
いじめられて呑みこむから登校拒否なんて事態になる。


いじめられたら、怒って、暴れたらいいのだ。


キレる高齢者が増えたとかメディアが言っている。
いやいや、違う。
彼らのキレ方は『若い頃の学生運動』と地続きで、
怒りの矛先を見つけたら『八つ当たりする』やり方なのだ。


就職が決まって大人しくなり定年後、また同じことをやっている。


・戦争法案反対!
原発反対!
・沖縄から米軍は出て行けぇ〜!


群れて、鬱憤を晴らしているだけじゃないか。


北朝鮮が水爆実験やミサイル発射など、
いろいろ挑発的なことを仕掛けてくる。
だが、ほとんどの日本人は、
テレビのワイドショーを見ているだけ。
北朝鮮に怒る人もいなく、
せっせとパチンコ屋に貢いでいる。


こんな、ていたらくだから北になめられる。


若い人も叱られたり『本気で怒られたり』の経験が乏しく、
どうやって怒っていいかわからない。
親も『事なかれ』で『子供にも大人の対応』を教えている。
妙に、大人の対応をする子供がいるにはびっくりする。


自分が間違っていないのに、どうして怒らないのか理解に苦しむ。


まず、腹が立ったら『腹が立ったことについてのみ本人に怒る』。
ここを守らないと『泥仕合』になる。
老人の域に入ってキレたりするのは『みっともない』のだ。
怒るにも『怒り方の礼儀や流儀』ってのがある。


・何に腹が立つのかのみ怒る
・しつこく一点集中で怒る
・着地点を持って怒る


今の人の怒り方は『キレ』まくって『脅迫』するから始末が悪い。


私ら、しょっちゅう怒っている人は『孤立する世の中』だ。
まぁ、怒ってばかりいるから孤立するのでは・・・という意見もあろう。
だが、孤立しているからといっても全く寂しい感情がない。


しがらみがない分、すごく気楽で行動しやすい。


『怒る人は小物』だの『小心者』とか言われるが、
逆に『小物で何が悪い』『小心者で何が悪い』と切り返せばいい。
むしろ、こんな世の中『真剣に怒らないと相手が気づかない』のだ。


もっとも、直接対話が難しいなら国家暴力組織を使うのも怒りの手法だ。


相手も真剣に怒り返して『相互理解』が図れるなら直接対話も可能だ。
だが、八つ当たりやキレるしか能がない野蛮人だと、
後々、生活の上で厄介事がつきまとう。


怒るのも、相手の氏素性を知るのも『怒る技術』の大事な要素だ。


いじめられて引きこもっている場合ではない。
怒らないといけない人が黙り込んでいる社会がおかしい。
怒りの中身を単純化すれば『次の行動』が見えてくる。


ここに、創造力ってのが働く。


昨今、ラクばかりしようとする人が多い。
身体を鍛えるために『あの山の頂上まで行って戻ってこい』と言っても、
ただ、単純に『往復したらいいや』と『タクシーで往復する』ヤツがいる。
論文を書くのが『本業』の大学生が、
ネットで『コピペ』で論文を仕上げて、
ご本人は『やった気』だ。
これで『今風に情報活用している』と思い込んでいる。


facebookなどで他人の記事の『シェア』など、自分の思考など働いていない。


マジメな人が理不尽なことを要求されて、
マジメに怒れば『わかってくれる人』が必ずいる。
マジメに怒れば『共感する人』が必ず出てくるのを、
私は経験的に知っている。


ブログの中で怒っても『犬の遠吠え』だが・・・。


少なくとも、筋違いの八つ当たりや、
みっともないキレ方には至らないのである。
親が言ってきた『怒ってはいけない』は、
時に『まやかし』『ごまかし』『ピント外れの戒め』だ。


ガンガン怒った方が、本当は『機嫌よく向き合える』のである。


ほんまかいな・・・


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