●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●デキる人。

私より若い人で『手帳は持たない』『新聞は読まない』『腕時計をはめない』という人が、けっこう目立つ。彼らの言い分は『スマホ1台でまかなえる』だ。確かに、スケジュールやニュース、時刻の確認など、スマホで十分かも知れない。だが、かかってきた電話で『誰かと会う』ようなスケジュール確認で『いちいち電話をかけ直す』のも手間だし、電話を切らなくてもスケジュール確認ごときに『電話を保留にして相手を待たせる』ということも起こりうる。こういうことが『相手に大変失礼な行為』ということがわかっていない人が多いのに驚く始末だ。



【写真:手帳には六曜が入ったものを使おう】


企業の新製品発表を『大安』に合わせてくることが多い。


当然、翌日の新聞記事には『新製品情報』が掲載される。
発表後は、関係者に『一席を設けていますので・・・』と、
酒席に流れることがある。


タクシーの利用も見込める。


イベント情報の把握も大事だが、
六曜の把握も大事なのである。
お葬式などは『友引』を避けるから、
お葬儀会館の前で待機しても意味がない。


タクシー運転手でも『この程度のこと』はリサーチする。


逆に日曜日の大安は結婚式が多いが、
見込めるのは式場近くの二次会から出てくる、
若い酔っ払いが『へべれけ』になっていることも多く、
私は、ノーサンキュー客なので、
休日の大安のホテル周辺は『なるべく避けている』のだ。



六曜とは、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口のことをいう。


話を、企業レベルに戻そう。


企業が新製品発表を大安にぶつけてくるのは、
縁起担ぎである。
翌日の新聞に『新製品情報』がひしめき合う。
逆に、出し抜いてやろうと思えば・・・。


大安以外の六曜に発表すれば記事が埋もれる危険が減る。


また、六曜とは関係がないが、
芸能のゴシップ記事の掲載のタイミングは、
『翌日にワイドショー(昼下がりの奥様番組)がない金曜や土曜』だ。
芸能ゴシップのほかに『イメージが悪くなる記者発表』も、
翌日にワイドショーがない週末を選んでいることが多いのだ。


こういう『深読み』はスマホの画面だけ眺めていても見えてこない。


社運をかけた記者発表の日取りを『テキトー』にやると、
他の大きなイベントやニュースが重なってしまうと、
記事にもならないかも知れないし、
間違いなく『埋もれてしまう』のだ。


『運が悪かった・・・』とあきらめるのは『リサーチ不足』である。


社会を揺るがす『最高裁の判決』なんかも、
あらかじめ判決日が決まっているから、
そういう日も『避けるのが記者発表の常識』だ。
他のリリースと重なってしまうのは、
運が悪いのではなく『リサーチしていない自分が悪い』のだ。


私は紙の手帳を持たないビジネスパーソンは信用していない。


なんでもかんでもデジタルに収めていると、
商談や打ち合わせでも、
『本当に人の話を聞いているのか?』と疑問に思うし、
これには、結構、同様の意見をいただいている。
アポの変更や延期、中止などもSNSなんかじゃなく、
相手のことを思うのなら『きちんと電話で連絡すべき』だ。


特に、親しい人の訃報などをSNS機械的に流すのは言語道断だ。


今やスマホで『何でもできる』と思っている人が多いが、
上流のビジネスパーソンは『けっこう、アナログ』である。
また、使っておられる手帳は『六曜が入ったシンプルなアナログ手帳』。


当たり前だが『手に馴染んだペン』も持っている。


タクシー運賃の精算時に、
チケットやクレジット決済のお客さんも多いが、
やはり、きちんとした人は『自分のペンで書きます』とおっしゃる。
憶測に過ぎないが『自分のペンで、自分のサインを書く』ということに、
責任を持っておられる。


だから、信用が得られるのだろう。


新幹線なら『グリーン車』、
飛行機なら『ファーストクラス』に乗るような人は、
やはり、どこか違うのだ。


たかがペンだが・・・


タクシー運賃ごときのカード決済で、
乗務員のペンを借りるような人は、
新幹線の『指定席』、飛行機の『エコノミークラス』。
せいぜい、マイルがたまって、
アップグレードのビジネスクラスがせいぜいだ。


日々、いろんな乗客を送ると『いろいろ見えてくる』。


ほんまかいな・・・


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 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
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