●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●ネット鬱(うつ)。

生命保険の外交員さんから『スマホの普及で、多くの人が「ネット中毒」「SNS中毒」だ』と聞いた。確かに、タクシーの乗客でも、乗るなりスマホをいじり、目的地に着くまでLINEで遊んでいる人が30%程度いるから、ネット中毒患者が急増しているのは、あながち間違いではないのだと感じている。



【写真:スマホのいじり過ぎで『SNSうつ』にならぬよう・・・】


このところワイドショーが騒がしい。


・大手広告代理店社員の過労自殺
・門真の寝込み襲撃殺傷事件
・元自衛官のオッサンの同時爆破自爆テロ事件


どれも『うつ』が原因だ。


門真の事件は、
近隣では報道されない情報も飛び交っているから、
今回は取り上げないが、
広告代理店の社員と元自衛官のオッサンは、
共に『SNS』で『ぐずぐず』と言い続けた。


こういうのを『SNSうつ』という。


生命保険の担当者は『保険金支払い』も扱う。
報道には取り上げられないが、
近年、うつが原因の自殺の案件が急増していると聞いた。


特に、女性が『SNSうつ』になっている比率が高い。


コミュニケーション能力に長けた女性が、
何かの拍子に『ネガティブ思考のスパイラル』に陥り、
ストレスのはけ口がSNSだったりするのだが、
ネガティブが進行すると『返信もテキトー』なのが返ってきて、
さらに、落ち込む。


SNS利用者の25%がうつ病になる


ある保険会社のアンケートで、
SNSの利用時間は1日平均1時間。
利用回数(複数のSNS)は週平均30回だ。


注目すべきは・・・


対象者の4分の1以上が、
うつ病になる可能性が高いとされたことだ。
SNSの利用頻度が低い人と比べ、
頻度が高い人がうつ病になるリスクは約3倍。
また、利用時間が短い人と比べ、
1日中SNSを利用していると答えた人は、
うつ病になるリスクが約2倍だったらしい。


うつ病の人がSNSで喪失感を埋めているのはわかるが・・・


それがSNSのさらなる利用を促進し、
依存症を発生させているのだろう。
保険会社が『このアンケートを実施した理由』だが、
保険料が自殺などの保険金の支払いに回したくない思いがある。


契約者の自殺は保険会社にとって『損失が増大する』のである。


黙って保険料を満期まで元気で払ってくれる顧客が上得意なのだ。
たかがSNSごときで『うつ』になって、
電車に飛び込まれたら厄介な案件だ。


昔の女性は『交換日記』などが得意だったが。


交換日記は『どんな答えが返ってくるかが楽しみ』だという。
これがSNSに置き換わり、送信すると、即返信がある。
『いいね』や『おいしそう』などポジティブな返答は嬉しいが、
要は『承認欲求』や『同調性』を必要以上に求める。


リア充を見て『疎ましく思ったりする』のも『中毒』の域にきている。


現代人の悩みに『他人との比較』が多くを占める。
他人との比較で『相対評価を気にしている』ことに気づくべきだろう。
そこを気づかずに『ずるずる』やっていると、
相対評価を気にすることが『SNSで増幅される』。


自分と他人を比較し始めたら『泥仕合』だ。


自衛官の爆破テロも、
もともとは『家庭不和』が原因だ。
広告代理店社員の過労自殺も、
もともとは『職場の問題』である。
その喪失感を埋めるためにSNSを使っても、
どんどん溝が深まり『SNSうつ』になってしまっている。


気の毒なのは『SNSうつ』に気づかずヤケクソな行動に出たことだ。


家庭や職場、サークルや趣味など、
他人と関わるところでは、
大なり小なり『対人関係』で鬱陶しいことが起こる。
これをSNSで訴えても、何も解決しない。


SNSで『うつ』を引き起こすのか。


SNS上で友人らの投稿を目にすることで、
自分以外の人たちは幸せで、
充実した人生を送っているという歪んだ認識と、
うらやむ気持ちが生じる。


SNS上で傍観者でいると・・・


自分は時間を無駄にしていると感じるようになる。
その結果、うつ病になるのである。
本当に厄介な世の中だ。


ネガティブ思考なときこそSNS断ちを敢行してほしい。


疲れる…でも群れたい…Facebookうつ・SNS疲れのあなたへ


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