我が国を貧乏にさせている要因に、高齢者にかかる費用が大きすぎる点と、若年層にかける費用を削減している点、そして『農産物の輸出が少ない』という3つの要因があるように感じる。高齢者にかかる費用は、他のメディアに譲るとして、特に農産物の輸出が世界で57位というのが情けない。少しの風水害で葉物野菜が高騰し、テレビの情報番組は『食卓を直撃!野菜価格の高騰!』と、まるで『ひとごと』だ。輸出できるくらい潤沢に農産物があれば、一部地域の被害は局所的な損害で済むし、大騒ぎすることもない。
【写真:農地面積は日本の方が大きいのだが・・・】
高齢者に係る費用を増税で賄おうとする姿勢が気に入らない。
また、観光ばかりを強調していて、
『出た!また、中国の富裕層マーケティング』には、
正直なところ『うんざり』している。
所詮、中国の富裕層なんて『成金』に過ぎない。
彼らは、飽きたらヨソに行くか、
何かの拍子に『中国バブルが崩壊』したら、
それで『おしまい』だ。
かつての韓国が・・・
日本人男性を対象にキーセンツアーを受け入れていたのと、
本質は同じ外貨稼ぎに過ぎない。
小手先のマーケティングで外貨稼ぎなど底が見えている。
昨日の記事にも書いたが『儲かる農業』を考えないといけない。
国会でTPPが採決される見通しだが、
TPPという外圧を上手く使って、
国内の農業を活性化できれば、
アベノミクスは一定の目的を果たす。
そのためにも安倍・トランプ会談は成功してほしい。
TPP反対派の意見にも理解はできるのだが、
案外、既得権益にすがりつきではないか。
いろいろ脅かされる要因はわかるのだが、
今までのような『票田』で『補助金目当て』の時代は終わった。
農家も、真剣にマーケテイングをやる時代だ。
農協(JA)も『農業の非効率の片棒を担いでいる』。
この点も改革の時期だし、このままでは『罪つくり』だ。
厳しい見方だが、納税者にも消費者にも迷惑をかけ続けている。
そんな点を斬りこむためにもJAと接点を持つように口座を作る。
夕方のNHKラジオでも農業問題や耕作放棄地問題を取り上げている。
だが、『問題だ、問題だ』と騒ぐだけで、
リスナーからのメッセージを紹介して、
コメンテーターが無難なコメントをしゃべって音楽を流しておしまい。
挙句に、音楽の上から交通情報を流してしまう。
これが公共放送のあり方なのか疑問だ。
さらに、大学進学への奨学金。
給付型奨学金も、やっと真剣に考えるようになった。
だが、大学に進学するということは、
学問を身につけるということに過ぎない。
大学進学が『就職への免許取得』のような感覚では、
進歩も発展もない。
『学問は、世の中の役に立たなければならない』
ましてや、国民の皆さまから『いただいた税金』を投入して、
給付型奨学金、つまり、将来有望な学生に『カネをやる』ということだ。
無利子の貸付型にしても『我々の血税を原資に学費を立て替えてやる』のだ。
大卒者は、学んだことを世の中に還元させていけるか自問自答してほしい。
だから、学生は、自分が頭がいいとか『はき違えてはいけない』。
50歳代以上の人は『大学に行くには、相応の理由』が必要だった。
今のように、やりたいことが見つからないから・・・などという、
あやふやな理由で、親は大学になんか行かせなかった。
私らの時代は『親のスネをかじるなら、働け』でおしまい。
話しは脱線したが、途上国の生活水準が上がれば、
例えば、牛肉も食べる機会が増える。
牛肉を食べるには肉牛を育てるための穀物がたくさんいる。
畜産用の穀物でも多少の輸出が増えたら少しはカネが国に落ちる。
もうすでに、そんな状況に突入している。
耕作放棄地が問題だ、とマスコミや当事者が、
言葉遊びしているヒマがあれば、
近所の土建屋に頼んで、荒れ地をパワーショベルで掘り返して、
土づくりから始めたらどうか?。
後継者不足が深刻なのもわかっている。
一部の志が高い人たちが『一馬力』で頑張っても、
その効果なんか、たかが知れている。
『1人の天才』に期待するより『100人の名選手』を増やすことだ
公立の高等学校で『農業科』『園芸科』などに予算を充て、
営農を目指す人たちに専門性を教えるのが先決だろう。
それも都市部の公立高校でやる価値がある。
都市部の公立高校に農業科や園芸科を新設したほうがいい。
また、農業は田舎でするものという先入観も捨てて構わない。
都市には都市型の農法がありビル屋上や壁面、
室内でも農業に取り組んでいる企業が増えてきた。
とにかく、みんながホワイトカラーを目指す時代は終わった。
せっかく大学を出ても、
学んだ学問を世の中に活かせられず、
地頭の良さだけで『即戦力扱い』で、
気がつけばブラック企業で精神疾患を患い、
抗鬱剤の飲みすぎで過労死したり過労自殺に追い込まれる。
こんな消耗戦の悲劇は、もういらない。
世の中には、いろんなエキスパートやスペシャリストがいる。
その知識を『結合』させると『知識が知恵』を生む。
そこに、成長産業である農業の活性化が生まれる。
少なくとも、オランダ程度までは追いつくはずだ。
1、農産物輸出で国家的も企業も個人も『豊か』になる
2、豊かになった原資で『若年層育成』の費用が賄える
3、若年層が、後継者不足を補い、次世代につなげられる
夢物語のようだが、これをやらないと将来はないだろう。
一部の製造業がロボットをやろうが、
宅配にドローンを飛ばそうが、
自動車が自動運転になろうが、
そんなことは『高齢者支援』である。
大事なのは、若年層が働きやすい世の中の整備だ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※知的刺激の材料として活用いただくために、
あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2016 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━<AD>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地下鉄:門真南駅/JR鴻池新田駅/京阪:門真市駅周辺での、
夜間タクシーのご用命はお気軽にお電話ください。
電話:080−6187−8665
・営業時間…18:00〜翌2:00
・定休日……毎週火曜日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※下記の広告は本記事とは無関係です。