●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●奥手な恋愛事情。

1986年に男女雇用機会均等法が施行されてから30年。その後、女子も4年制大学の進学が増えて『一般職』から『総合職』の就職が増えた。その結果、男女とも晩婚化傾向が顕著になったように思う。あるいは、1人で生きていくという選択をする独身者も増えた。だが、昔から『一人より二人』ともいう。ご縁があれば結婚したいと思うのは自然な気持ちだろう。だが、私らの頃より恋愛経験が少ないまま年齢を重ねた人も多くなり、気持ちは焦るのだが、なかなか成就しないことも多いと聞く。



【写真:男性は、女性の話を『聞く』のを70%くらいにした方が上手くいく】


ときどきタクシーの乗客が『恋愛相談』を仕掛けてくる。


まぁ、こういうときは『相談料、着手金無料。運賃のみ払ってね』で対応する。
ほとんどが30歳代の女性である。
男性は、こう言っては失礼かもしれないが、
私も含めて、どこかしら『少年のまま』で、
思考回路が止まっている。


これでは、成就するものも成就しない。


よく、この欄で記事にする『深夜に先輩に呼ばれて』と、
大枚はたいて、タクシーを飛ばして、
ミナミや京橋に先輩のもとに駆けつけるのは、
100%が男性である。


こんな主体性がない人を彼氏に選ぶか・・・?


恋愛相談をしてくる女性客は、
私が既婚者であるという前提で、
『どうしたら、そんなに長続きするのですか?』という質問が多い。


決まって、こう答える。


『それはね、ひととおり女性に話をさせて聞いてあげることなんです』
ウチの例で申し訳ないが、勝手にしゃべらせておけば、
そのうち疲れてきて『どう、思う?』と答えを求めてくる。
そこで『そうなんやから、こうやってみたら?』と話を変化させる。


男性側が、いちいち、話の腰を折ってはいけない。


もちろん、外食時の会話などは、
キャッチボールでも構わない。
だが、相手が思い悩んでいるときは、
こっちの意見などは後回しで、
とにかく、吐きだしてもらう。


『もう、吐きだすこと、ない?』


これが、けっこう大事なのだ。
とにかく、夫婦でいると、
思いがけないことで仕事中にも電話がかかってくることがある。


特に、学生時代からの女友達がどーたら、こーたら・・・。


正直なところ『仕事中に、しょーもない電話、してくるな!』と言いたい。
だが、ここで、こんなことを言うと、
種火がついている風呂釜にガソリンをかけるようなことになる。


『ほんで、ほんで、それから、ふーん、それで・・・』(疲れるが・・・)


たいてい、答えは自分の中に用意されていて、
迷っていても3つくらいの選択肢だから、そこを見極める。
その選択肢を整理して『1案、2案、3案、どうするかやな』と返す。
すると『今日明日、考えてみるわ』で落ち着く。


邪険な扱いをすると、メシも作ってもらえなくなる。


恋愛相談から話が飛んだが、
男性陣が100%話をしても100%は伝わらない。
むしろ7〜80%くらいを『聞く』ようにすれば、
2〜30%の『答え』を話すから、
必然的に『会話が、かみ合う』のである。


こうなれば、『価値観が共有できる』というステージに上がれる。


縁あって結婚したら、
奥さんというのは『あれこれ、うるさい存在』になる。
恋愛期間中は『オレ様についてこい』でも構わないが、
結婚後に『オレ様タイプ』でいると、
よほどの収入でもない限り『ウチのダンナ、あほちゃう?』がオチだ。


挙句、近所のスナックでクダを巻くのが『さみしいダンナ衆』である。


だって、そうでしょ。
常連客が集まる人気のスナックって、
気立てのよいママさんが『はいはい、そうよね』と、
さみしいオッチャンを慰めているではないか。


さらに、今の男子は奥手である。


奥手である上に、趣味に走り過ぎる。
こうなると、自分の興味のあることばかり話す。
かといって、肝心なことを避けてしまう。
すると、最終決断は『女性』が下す。


男子は女子の持ち物とかをよく見て『いいやん、それ』を言うのも大事。


成就しそうなカップルでも男子の押しが弱い。
むしろ、女子が『なぁ、結婚しよ!』と、
少し、ほろ酔いでアプローチしていくカップルは、
案外、おもろい家庭を築いていくように感じる。


男女問わず、100%話しても、100%は伝わらない。


そんなもんだと思って丁度である。
場数が少ない分『会話のテクニック』で、
相手のハートをつかむしかないのではないだろうか。


ほんまかいな・・・


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 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
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