●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●ちょっと想像力を働かそう。

『書くだけで夢が叶う』『ありがとうを連呼する』『失敗を恐れない』などなど、成功本には『誰でもできる〇〇の法則』とか書いてある。あえていえば『誰にでもできる』などない。昨日にも書いたが、誰にでも効く特効薬などないのである。



【写真:成功の確率は0.3%と思い知るべきだ】


新規開拓の営業経験がある人は、
1,000件あたって成約に至るのが3件と、
体験的に会得している。


成功本の読者は334件の目標を立てたか?。


若い『成功希望者』には、
いつも『まず、小さな成功事例をひとつ作れ』とアドバイスする。
だが『それが、なかなかできないんですよぉ〜』と答える。


1つの成功事例も作れなくて、どうするのだろう。


こういう人には334個の目標などハードルが高すぎる。
何をもって『成功者』というのかは、
各人の価値観が違うから一概には言えない。


別に『億万長者になるだけが成功者』とも思わない。


おカネなど、何かの拍子にいっぺんになくなってしまうこともある。
健康で、ゆるゆると、のんびり、シンプルな生活を過ごせるのが、
人生の成功と思う人もいる。


私も、その中の一人である。


シンプル生活を目指そうとしたら、
家の中にある不用品を334個探して捨てたり、
リサイクルに出したりして整理整頓すれば、
けっこう、いい線にいくと感じている。


まずは、数値目標を立てることだ。


1つの大きな成功を得るには、
最低でも334件の、
小さな目標も立てて、
小さな成功事例を作って自信をつけないと、
大きな成功など得られるはずがない。


334件の目標×0.3%=1件


ハインリッヒの法則というのを聞いたことがあるだろうか。


・重大事故1件には
・29件の軽い事故があり
・約300件の異常がある


つまり、300件の『ヒヤリハット』の中に重大事故が潜んでいる。


このハインリッヒの法則を逆手に使えば、
300件の小さな目標達成の先に、
29件の中くらいの目標達成があり、
1件の大きな目標達成につながるというものだ。


私事で恐縮だが1,000乗務やって、3名の上得意客をつかんだ。


年間の乗務日数が250〜300だから、
少なくとも3〜4年はかかっている。
だが、この間につかんだ顧客は、
よほどのことがなければ、
最優先で私をご指名で電話がかかって来る。
それも『今すぐ来い』ではなく、
事前に『〇日の〇時に、どこそこへお迎えお願いします』というものだ。


すでに、2,000乗務を超えているから5〜6名の上得意客がいる。


名刺にしても1,000枚を配って、
はじめて定着する顧客が3名くらいになる。
不特定多数にばらまくチラシにしても、
反響は0.3%程度だから、
3/1,000の法則は概ね当たっている。


紙に書こうが、ありがとうを唱えようが・・・。


数をこなさないと始まらないし目標には絶対に到達しない。
また『失敗を恐れるな』とか成功本は無責任なことを書く。
すでに50歳を超えて『生かされている身』になれば、
本能的に『保身』に走ってしまうから、
成功本の言うことなどは無視している。


失敗を恐れないのは30歳代まで。


1、20歳代は、失敗を恐れず、いろんなことにチャレンジする
2、30歳代は、自分の得意分野、適性を見極める
3、40歳代は、自分の得意分野、適性を伸ばす
4、50歳代は、自分の後継者の育成をして次世代につなぐ
5、60歳代は、後継者のよき相談役に


こんな風に、年齢別で分けてみると『自分がすべきこと』がわかる。


逆に、何が得意分野で適性なのかわからない20歳代は、
急いで結論を出さないことだ。
こう言っては語弊があるかも知れないが、
テレビやネットやらの情報で右往左往するのは、
決まって2〜30歳代である。


テレビやネット情報に振り回されているようでは成功などない。


社会経験も未熟なのに、
成功本や交流会などで『会社人間になるな』とか言われて、
真に受けてはいけない。


会社や仕事に傾倒するあまり、
『将来、定年後にからっぽになったらこわい』とかいう。
そんなもの、定年の1,000日前(約3年前)から考えても十分に間に合う。
それよりも、定年までに『全部のローンというローンを終わらせておくことだ』。
それでも、会社人間になってはいけない・・・、というのなら。


ならば、趣味人間だったらいいのか・・・?。


いろんなことに視野を向けるのは大事なことだ。
だが、今ある仕事や職場で『自分の付加価値』を上げていくのは、
若いうちしかできないのだ。
私らみたく、2回も業種ごとなくなり、
やむなくドロップアウトしてタクシードライバーをしているが、
商売替えにあたって『思ったより苦労を感じなかった』のは、
かつて営業員として顧客とのコミュニケーションを磨いたからだ。


業種がなくなっても、活かせるところは生きてくる。


成功本を年間に100冊読もうが、
セミナーに100回通おうが、
得た知識やネタを実践しない限り、
それは『ただの成功本、成功セミナーオタク』でしかない。


こんなことは、ちょっと想像力を働かせれば簡単にわかることなのだが。


ほんまかいな・・・


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※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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