3月に報道ステーションを降板した『古舘伊知郎氏』が語った言葉が記憶に残っている。氏いはく『世の中は嘘八百で成り立っているし、ホントのところは新聞も雑誌もテレビも伝えない』。だからといって、インターネットに流れている話題も『玉石混淆』で、有益な情報は僅かだ。テレビなどは、いろんなタブーがある。スポンサーの悪口は当然だが、社会パニックを誘発する話題も報道されない。多くの人が信じて疑わない『国の借金1,000兆円は、行きすぎた資本主義のなれの果て』も、遠まわしに国民を洗脳しているようにしか見えないのである。
【写真:何度も言うが、資本主義は行きすぎてはいない】
行きすぎてはいないが『やりすぎ』の分野はある。
・途上国の支援
・紛争地の軍事介入
・莫大な国防費
これを見て、少し想像力を働かせれば『国の借金など、どうにでもなる』。
割と有名な経済アナリストが『しれっ』と・・・
・日本は、将来、ハイパーインフレになる
・このまま借金が増え続けたら国が滅びる
・国債が暴落、日本崩壊、円が紙くず
聞いているだけで『抱腹』だ。
たった2%のインフレに『もたもた』し、
デフレからの回復基調ばかり強調する。
完全失業者が減少し雇用情勢も回復基調・・・。
数字のトリックばかりで『へそで茶が沸く』茶番劇である。
平成生まれの人には『昔話』でピンとこないだろうが、
昭和50年代の平均年収なんて300万円程度のクセに、
ガソリン1リットルあたり『170円』もした。
当時は『インフレ不況』がはびこっていたのだ。
デフレしか経験がない人から見たら、
インフレが魅力的に映るかも知れないが、
インフレになったら『物価が上がる』のだ。
今まで『この値段で買えたもの』が値上がりして買えなくなる。
いいことは、あまりないのである。
そこまで来たら『行きすぎた資本主義』が話題になってもいいと思うが、
今のところ『委縮した資本主義』の方が、
適切な表現だと個人的には思うところだ。
ハイパーインフレがどんなときに起きるかというと・・・。
・国内の供給能力が需要に対して極端に少なくなるとき
・そのうえで、政府が通貨を大量発行したとき
ハイパーインフレの定義を紹介すると。
・1か月のインフレ率が50%
・年間で13,000%に達する
・要は、年間で物価が130倍に暴騰する状態
こんな経済予測は間違いどころか『プロパガンダ』と気づくべきだ。
ハイパーインフレを前提に『対策を慌てる人』がいるが、
単に、プロパガンダに振り回されているだけである。
国内で物価上昇が大きかったのが敗戦直後だそうだが、
そのときでも、年間500%程度である。
連合軍に、あれだけ『こてんぱん』にやられても、
年間500%、物価上昇率が6倍程度なのだから、
当時以上に、平和的な外交を進めている日本が、
供給能力を完全に断たれて、
インフレ率が13,000%になることなど、
どう考えても『あり得ない話』である。
ネット情報など、信用ならない。
本当に有益な情報はメディアやネットなど、
誰でも目にできる公の場には出てこない。
自分にとって有益な情報は、
身銭を切ってでなければ手に入らないものだ。
月額数千円程度の通信費だけで、
右往左往するのは『お笑い』である。
今、多くの人に求められる能力は・・・。
・情報を精査する能力(メディア・リテラシー)を磨く
・真贋を見抜いて評価・識別できる能力を磨く
・多勢に流されず、自分の頭で考えて行動する
要は、ちょっと想像力を働かせること、である。
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※知的刺激の材料として活用いただくために、
あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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