●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●ネット社会の人間関係に一石を投ず。

いろんな分野の『リーダー』に会うと、ひとつの共通点が見られる。彼らは、ネットのアプリなどもうまく使うが、基本原則は『直接会うこと』と声を揃える。メールやLINE、FacebookなどのSNSも使うが、それは『相手に合わせたアポ取りの道具』に過ぎない。傲慢なリーダーは『考えがあってFacebookオンリーでやりとりをしている。Facebookをやらないのは、情報が入らないだけだ』と言い切って、声なき声を投げ捨てている。これでは、人材発掘はおろか、人心離れも仕方あるまい。さらに、スマホ依存になると、スマホを常に意識して『気が散る』という調査結果もあるくらいだ。



【写真:ともかく、人と会って膝づめで話しを聞くに尽きる】


人間対人間のつながりをどう作るか・・・。


ここに、組織の発展のカギがある。
国家も、企業も、団体も、
この一点に注目して『しのぎを削っている』。


それには『会うこと』以外にない。


私も、多忙な時間を割いて、
遠路はるばる、わざわざ会いに来てくれれば、
大変に嬉しい。


・自分の存在を認めてくれている
・会えてうれしい
・気持ちが合えば、一緒にがんばろう


そう、思うのが、人間の感覚だ。


会合、ミーティング、交流会、パーティ・・・、
いろんな『人の集まり』があるが、
人の集まりで話せないことも、
一対一になれば話せることも多い。


リーダーは、決して偉ぶってはいけない、と思う。


一緒に語り、
一緒に動くのが、
組織発展の『根本精神』だ。


策でも、方法でも、観念論でも、空想論でもない。


私は、まもなく52歳を迎える。
いよいよ、後継者や後輩の育成に尽力すべき時期にきたと感じている。
わざわざ会いに来てくれる人には、
やはり、真心を込めて大事に尽くしていくことしかない。


仕事や家事都合で忙しいこともある。


それは、自分だけではなく、相手も同じだ。
それでも、やりくりをして、
時間を作って会っていく。


リーダーに、気取りなどいらない。


事務的なことや味気ない話では、
誰の心にも響かない。
必要以上に、自分のやりたいことを押し付けるのは、
時代遅れの指導者の姿であり、
北朝鮮をみたら『いわずもがな』なのは、
誰もが知っている。


集まる人たちの人柄がよかったら・・・。


どんな話でも拍手喝采だろう。
しかし、それでいい気になっては、
指導者や幹部の成長はない。
幹部は『しっかり勉強をし最前線で旗を振る』のが役目だ。
そうやって、はじめて同じベクトルに向かうことができる。


絶えず、自分を磨き、自らを高めるのが不可欠だ。


人と会ったときにお互いが、
『今日も、清々しい話ができたね』と言われるような、
聡明な指導者、幹部は、やはり『マメに会う』のが一番だ。


ネット世代の人たちは『アポの取り方が下手』だ。


・書き言葉(文語体)
話し言葉(口語体)
・打ち言葉(メールやSNS掲示板などで使うネット言葉)


言葉には、今、この3種類がある。


少なくとも、自分より年齢が高い人との会話で、
打ち言葉は控える方がいいと思う。
ましてや『一度、サシで話しましょう』などと年長者に、
メールなどを送っては、送り手の評価はガタ落ちだ。


歳を重ねたら『目が肥えてくる』のだ。


50歳を過ぎたら、必要以上に『友達、友達』など言わない。
もちろん、交友関係が希薄過ぎるのも課題が残るが、
不用意に仲間や友達が増えすぎたら、
対応にも時間を取られ過ぎるし、
場合によれば『過干渉』がうっとうしく感じる。


目が肥えたら、人間関係の距離感もわかってくる。


若い人たちの一部には『地縁』『地域』というのを軽んじる傾向がある。
地縁や地域という『生活基盤』があってこそ、
自分が取り組みたい『テーマ』が活きてくる。
地縁や地域をないがしろにするのは、
基礎工事を飛ばして建物を作るに等しいくらい危険さが伴う。


まず、自分の住む地域に『地元愛』を持つ。


その上で、自分のテーマに合う人を発掘し、
適宜、情報交換も兼ねて『会う』。
当然だが、距離感も空気も読まなければならないだろう。
その積み重ねが『成長』につながり、
自分が後輩や後継者育成のときに必ず役に立つ。


とにかく、人と会う、これが大事なキーワードだ。


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