40歳代のころまでは、可能性に満ちた今こそ、いろんなことにチャレンジしなければ・・・という気持ちが強かった。だが、50歳を過ぎた途端、若いときにできていたことが『できにくくなる』という現実に直面する。そうなれば『希望はあまり大きく持たず、小さくても確実にやれることを』と、方針が変わった。
【写真:夢を大きくはばたけ!・・・は、若い人の結婚式の祝辞で十分である】
なぜ、希望は小さい方がいいのか?
最初から大きな希望を持つと、
達成できなかったときに、
挫折感をもって『くじけてしまう』のである。
大勢の前で『こんなことをやります!』とかいうと・・・。
達成できなかったとき、
『大風呂敷野郎』だの『ホラ吹き野郎』のそしりを受ける。
いつも『中小企業と屏風は広げ過ぎたら倒れる』というのは、
こういう理由から力説しているつもりなのだ。
まずは、達成可能な小さな計画を立てる。
その計画がクリアできたら、
次に踏み出せばいい。
それだけのことだ。
達成可能な目標なら、じっくりやれば必ず達成できる。
こうやれば、大風呂敷野郎にもホラ吹き野郎にもならないばかりか、
着実に有言実行する信頼がおける人物になる。
大きな目標や、やれもしないことを並べると・・・。
心身のストレスを抱えて心療内科のお世話になるかも知れない。
若い時は『あれもしたい』『これもできる』と欲張る。
だが、根拠のない自信だけで突っ走っても、
それを成し遂げるためには『気が遠くなるほどの努力が必要』だ。
私が『そこ』に気づいたのは50歳を過ぎていた。
それ以来、希望は小さく、実現可能なことしかやらない。
望みだけ大きく持って『いい気』になっていても、
結果的に何もできていないことに気づく。
40歳代までは、相当、虚勢を張っていた。
毎年、新年を迎えると『今年の抱負は』とか聞かれることがある。
もう、こういう質問はうっとうしくて仕方がない。
だが、とりあえず『健康で、一家和楽な日々を』とか、
少し年寄りくさいが、そう答えることにしている。
無理して大きな計画を立てて人前で発表するなどやらない。
『夢や目標を大きく持つものだ』という考えに支配されると、
年齢を重ねたら背伸びすら『しんどくなる』ものだ。
気持ちはあっても、身体がついてこない。
美人が目の前にいても『戦意はあれど、戦力がない』のと同じだ。
まぁ、身体がついてこなくても、別に物悲しくまではならない。
要は、小さなことでも『おもしろかったらいい』のである。
また、希望が小さいと、自分の暮らしを他人との比較もなくなるし、
小さなことでも『幸福感』に浸れるのだ。
大きい目標があると・・・。
起きもしていない苦労や不安を先取りすることもある。
こんな馬鹿げたことに時間を費やすほど、
愚か者にはなりたくない。
希望は小さく、着実に・・・が一番だ。
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