●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●今を磨く。

成功本を読んで、独立・開業した人。5年以内に廃業しているのは周知のとおりだ。かくいう私も、くだらない成功本を読んで独立したが、売掛金の焦げ付きなどで『多額の債務』を背負った。まぁ、多重債務者にまでは至らなかったものの、本業ほったらかしで金策に走るのには『うんざり』した。成功本を読んだのは30歳代のころで、誰もが思うように『これでいいのか、このままでいいのか』が後押しをした。



【写真:人生、なるようにしかならない】


私の30歳代のころ以上に、今の30歳代は『不安』に満ちている。


だが『人生、なるようにしかならない』のだ。
まぁ、不安になるのもわからなくはない。
今の職場での価値観は『平成景気(通称バブル)』の頃に確立され、
その価値観でしか物事を考えられない『能無し』が管理職に就いている。


一案だが・・・。


今の仕事のステップアップを考えるのがいいと思う。
場合によれば『会社を変わる必要がある』かも知れない。
ステップアップというくらいだから、
月次賃金(いわゆる月給)もアップしないと意味がない。


転職・転社は焦ってはいけない。


焦ると、必ず『足元を見られた給与』になる。
つまり、収入が下がる。
ステップアップのつもりがステップダウンどころか、
サラリーダウンになるのなら、
今の職場にいる方が精神的にもよろしい。


だけど、なぜ『このままでいいのか』という思考になるのだろう。


私も経験者ながら、よくわからない。
何か、成功本を読んで、
『自分も成功者になったような気がする』のもわかる。
だが、成功本を書いた人は『成功者の自慢話』でしかなく、
成功者と、あなたは『まったくの別人』である。
経験値もスキルも、成功者とは何のつながりもない。


行動を起こすときは『自分1人』だ。


ステップアップを考えるときに大事なのは、
『自分は、何のスペシャリストなのか』が言えるかどうかが原点だ。
ただ、時間から時間まで、与えられた労働をこなすだけでは、
とてもじゃないが、スペシャリストとはいえない。


スペシャリストを意識し、的確に数をこなして積み上げる。


医師や弁護士などの『超スペシャリスト』はどうでもいい。
そういう人は、勝手にいろんなオファーがやってくる。
凡人が、スペシャリストになるにはどうすればいいのだろうか。


それは、自分の仕事を好きであること。


成功本を読んで『成功者』になった気分も勝手だ。
だが、最低限、今までやってきた仕事が活かされなければ、
起業したとて、とても成功者なんかにはなれっこない。
今の自分の仕事が好きになれないとか、
将来に不安があって『嫌気』が差して『起業』の誘惑が舞い込んでくる。
自分の仕事が好きなら、誘惑も跳ね除けられる。


以前も書いたのだが、


1、素人は、自分のやりたいことをする。
2、玄人は、自分がやるべきことをやる。


トップになればなるほど、
能力の差よりも、心の持ちようが勝敗を決める。


ランキング200位に入る
世界クラスのテニス選手は、技術的には同じ。


明らかな違いは、ボールを打ち合うコートにはなく、
試合の間の休憩時間にある。


負ける選手は、そのたびごとの結果に一喜一憂するが、
勝つ選手はうまくやろうが、ミスしようが、
結果にとらわれず、たんたんと最後までプレイする。


休憩時間や退勤後の自分の時間が将来を決めるといっても過言じゃない。


私は、広告・営業・企画の仕事を経験し、
それらを基盤に、今はタクシーでの接客では、
一定の評価をいただくまでになったと自負している。
まだまだ上には上がいるが、
接客のスペシャリストの域に入るために切磋琢磨の日々である。


あなたは、いかがだろうか。


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▼ちきりんの日記▼
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★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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