●何が、そんなに、不安なんですかい？

私より若い層は『希望が持てない社会』だという。言いかえれば『不安社会』なのだそう。家庭、仕事、収入、人生・・・いろんなことに不安なのだという。

【写真：たまには、青空を見上げてみたら・・・？】

不安を定義してみたい。

『不安』は『恐怖』と違って、
見えないものに脅かされる時に抱く感情だ。

・未来が見えない
・幸せが見えない
・自分が見えない

私だって、よくわからない。

だが、それなりに生きている。
そう、それなりに生きているってのが意外と大事で、
カメやハトやカラスや野良ネコだって、
あいつらはあいつらで『それなりに生きている』のだ。

動物は、未来も、幸せも自分すらも意識しない。

それでも、それなりに生きて、
それなりに寿命をまっとうする。
人間って、どうよ。

けっこう、贅沢なことばっかり言っているぞ。

不安だ不安だと言っているが、
今は『戦時下』か？
いつ空襲や機銃掃射が飛んでくるわけでもない。

やれ、人間関係がどーたら、収入がこーたら・・・。

昨日も書いたが、経済力の強化で、
大方の悩み事は消えうせる。
どうでもいいことに気を取られているなら、
今の仕事を見直してみて、
どこに改善点があるか考えてみたらいい。

だから、一人で見直す時間が必要なのだ。

そういうことを意識すれば、
仲間と群れることにも疑問が出てくる。
もちろん、仲間も大事だが、
いざ、困ったときに力を貸してくれる仲間など、
ほんのわずかだ。

仲間で群れても・・・。

・内輪もめ
・金銭問題
・意見の相違

本気で、ホンネで話せる友達なんて、いかに少ないことか。

目に見えないことで『不安、不安』と言っていること自体、
私の感覚ではバカげている。
そんなことに時間を費やして何の生産性もないのなら、
今、プロとしてやるべきことを見直してはどうか。

本気でやりたいことが、本当にあるのか？

仕事のやりがいを見つけるのがそんなに難しいのだろうか。
仕事のやりがいってのは『誰かの役に立つ』のが原点だ。
自分探しをしても、たぶん、見つからない。
むしろ、自分の仕事を究めていくことで、
気づかなかった自分の未知の可能性に気づくことが多い。

なかなか、手本にする人物も見つからない。

極めて、地味な作業だが、
今、いるところで『人の役に立つことは何か』を考えるのは、
とても大事なことだ。

私自身も、明確な答えなど持っていない。

でも、それなりに生きている。
だが、ただ、だらだらと毎日を過ごすのではなく、
生きていくための指針や信仰は持っている。

だから、ちょっとやそっとのことではブレない。

周辺環境やメディアに振り回されることなく、
ありのままに自分を見つめる。
自分でも気づかなかった『本心』や『長短所』を見つける。
人生の師匠、行動の師匠を見つける。
意識的に行動すれば、生き方の手本も見つかる。

生き方の手本が見つかれば、不安など消え去るのである。

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