●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●「とりあえず症候群」と「仕方がない症候群」

しつこいが『農耕集団・ネイチャークラブNPO』ネタだ。再々、記事にしているように『文句を言う人はいらない』と斬り捨てられた。だが、気まぐれで文句を垂れていたのではない。『社会人の、それも「認証NPO法人」として、団体として最低限の事務処理すらできていないこと』に対して批評したのが派生しただけである。仰天したのは、年会費を納入する振込先が2年ほど『主宰者の個人口座』が送金口座になっていた。さらに『領収証がほしい』と要求したら、茶封筒に1枚の領収証が封入されて送付されただけ。それも『これは、そば屋の出前の領収証か?』と思うようなインチキ臭く『慌てて作ったのが丸出しの非複写領収証』だった。これでは、主宰者の『ペーパーカンパニーじゃないのか?』という疑問も出るのが当たり前だ。まるで、書類に関しては森友学園』以下の『お粗末』な状態。特に、金額の大小関わらず『金銭授受』に関することは『きちんと書面で郵送なり手渡しすべき』なのが、社会人の集まりである。加えて言えば『NPOへの寄付』などに関しては『税金控除の対象』にもなる場合もあるのだから、会員が事業主だったら『なおのこと、きちんとしてしかるべきこと』である。外野である宅間孝行似の『植木屋のおっさん』が『揚げ足取りばかりで修行が足りん』とケチをつけてきたが、手前の方が『修行が足りん』。



【写真:きちんとした法人は、こういう書面を送ってくる】


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◆人心離れが起きて、当然である。
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要は金銭授受や労務管理が『ずさん』なのだ。


以前にも書いたがNPOの職員が作業中にケガをしたら
場合によっては『労災事故』になる。
当然だが、労災保険は『全額事業者が負担するもの』だ。
自分たちでわからないなら、
社会保険労務士のブレインにでも聞けば教えてくれる。


法人格を認証させたのだから、それくらいの行動は当然のこと。


また法人格を認証取得したのなら、
本来、入会申込み書なりを書かせて、
面前自署を確認して『構成員名簿』も作るべきなのだが、
そういうステップを踏んだ記憶もない。


せいぜい、総会欠席の『委任状』を書いたくらいである。


さらに、独身者に、あれこれ『あめ玉』をぶら下げて、
農村移住をススメていたりしたが、
これを耳にした私は、
勧められた本人に『収支計画を立てよ』とアドバイスした。
それも『損益計算書』と『貸借対照表』の2つを作れと。


案の定『やっぱり、無理ですわ』と回答が来て安堵した。


あるいは、会社勤めの会員には、
『いまの仕事も消耗戦だからNPOに専念したら』と、
非常に無責任な勧誘をしたことも耳に挟んだ。


生活保障もできないくせに、よくいうよ、ホンマ・・・。


言うに事欠いて『あなたは何をしてくれるんですか?』と来たのには、
かなり頭に来たし『私が何も知らないと思っているのか』。
何をしてくれるのかと息巻いて聞く前に、
主宰者なり構成員が『これこれこういうことをやってくれませんか』と、
それなりの相談や要請でもすりゃあいいものを。


ばかか、こいつら、と思った。


賛同者をたくさん集めて、
少しでも財政面を豊かにすべき草創期にも関わらず、
プロパガンダである『機関紙』も、
必要性を感じた会員が適宜、自主的に作っているにとどまっている。
Facebookや公開ブログで事足りると思っているのが浅はかだ。


へそで茶が沸く、茶番劇だ。


そういうWeb上の告知物は『そのNPOを知っている人や会員向け』。
潜在的な見込み客である『将来の会員』には、
バーベキュー以外の『マジメでいろんなイベント』を開催して、
そこで『告知&募集目的の機関紙』を配布すべきなのだが、
人心離れも『底が見え』て『空中分解寸前』のキリモミ状態で、
定期的な集まりが『やっとこさ』である。


これでは、新規会員への期待は絶望に近い。


まずもって、新規会員獲得の『ステップ』がまるでわかっていない。
自分たちは『何度も集まって、現場に出たりしてわかっている』が、
新規に参加しようという人たちは『半信半疑』である。
行動、行動と息を巻くなら『事務機能』を強化したら・・・と率直に感じる。


特に、新規見込み会員には体験を『カリキュラム化』してお試し課金したらいい。



▲エレクトーン教室でも、こんな風にやっている(3回で3,240円)


初めて挑戦することは『まずは、体験学習』だ。



▲エレクトーンの場合、3回分のチケットレッスンから始まる


さらに、逃がさないように『追加4回分』のチケットレッスンを買う(6,480円)


まぁ、こういうのを例に出せば『YAMAHAの儲け主義』とかいう人がいるが、
他人が何年もかけて身につけたノーハウを『手軽に会得しよう』というのだから、
多少はおカネを払ってでも『やってみよう』というのが『大人の趣味』じゃないか。


楽器屋の場合は『楽器』と『レッスン』の2段構えの収益ポイントがある。


音楽など、3回+4回=7回で習得できるほど甘くはない。
この7回の『お試し期間』が済めば『通常の「お月謝制」』になる。
そのときに『この店で習い続けるのか、個人の教室に通うのか』を判断する。


こういうのは、営利団体非営利団体、関係ない。


周囲に催促されて『事業計画』を作ったようだが、
それが『その通り進んでいるように感じない』とも聞く。
あたりまえだが、農事暦などを参考にして、
年間行動スケジュールを立てないから・・・。


すべてが、いきあたりばったり、である。


主宰者である『ジャンク屋の若大将』の思い入れはわかるのだが、
すべてがアバウトで、加えて、その配偶者が開設している、
『付け爪細工屋の女主人ブログ』では『主人は行動で示す人だ!』と豪語する。
豪語は結構だが『足の裏か?』と間違いそうな『変顔』を、
公式ブログに載せるのは、やっぱりやめたほうがいい。
オフィシャルブログで『足裏顔』では『信用』など得られない。


また、行動も結構だが『ただ、体を使っているだけ』ではないのか?。


仕事とは、体を使う仕事もあれば、頭を使う仕事もある。
ただ、やみくもに現場に行って体を動かしていることだけが行動ではない。
もう一つ付け加えるとしたら『体を動かす方がラク』なのだ。


頭脳労働の方が、よほど『しんどい』ということを思い知った方がいい。


せっかくの頭を『帽子をかぶる』程度のことにしか使わないから、
きちんと構成員への『指示・伝達』が行われず、
メンバーからも『相談・連絡・報告』が滞る。
結果的に『気が合う人と馴れ合いで群れるだけ』に終始する。


たかが3,000坪の耕作放棄地。


一旦、パワーショベルで掘り返したのだから、
交渉力がある人が代表してトラクターでも融通してもらって、
一気にやっちゃえば『早ければ半日、かかっても1日』で耕耘が終わる。
何にこだわっているのか知らないが、
3年経過して荒れ地が更に荒れ地になったという印象である。


やれやれ、とにかく素人集団には驚くことがたくさんある。


この『農耕集団・ネイチャークラブNPO』で実感したのは、
日本人全体に『はびこっている悪習』だ。


とりあえず症候群
仕方がない症候群


いかがだろうか。


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★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
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