●OTA(On The Air)

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●100年に一度の異常気象を疑ってみよう。

異常気象が増えたとマスコミは喧伝する。その方が『番組を作りやすく、尺を取りやすく、手抜き番組を作りやすいから』である。メディアが言う『最近増えた異常気象』は、本当は『昔からある』。今、なんで異常気象が急増したようになっているかを検証してみたい。



【写真:そりゃ、初めてのことなら『びっくり』もするだろう】


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◆異常気象のからくり。
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マスコミが『ゲリラ豪雨』という文言を使い始めて約10余年だ。


だが、こんなものは『局地的集中豪雨』を、
ゲリラ豪雨』という言い方に変えただけのことで、
私の子供のころからある。


ただの夕立を『ゲリラ豪雨』と騒ぐアホもいる。


だいたい、梅雨の末期になれば、
多くの地域に梅雨前線が居座って、
ところによれば『局地的集中豪雨』になるのだ。


ときには、100年に一度の観測史上初の豪雨も降る。


考えてみたらいい。
人間の寿命なんて長くて100年だし、
平均的には80年くらいのものだ。
そこに『たまたま』自分がいて、
100年に一度の豪雨が降ったら・・・。


誰でも『こんな大雨、生まれて初めてです!』という言葉が出る。


どえらい被害が出た『台風』にしても・・・。



▲1934(昭和9)年の室戸台風の被害


その27年後に・・・



▲1961(昭和36)年の第二室戸台風の被害


第二室戸台風の2年前には『伊勢湾台風』が襲っている。



▲1959(昭和34)年の伊勢湾台風の被害


そんな大雨が10年間のうちに50倍にも100倍にも増えて、
台風も連続で日本列島を襲う被害も5倍、10倍にも増えていたら、
それこそ『異常気象』になるだろうが、
豪雨や台風の頻度など『そう大して変わっていない』のだ。


そこを、マスコミは『こっちが知らないと思って取り上げる』から始末が悪い。


たまたま、自分のところに被害が出たか出ていないか、
記憶にあるか忘れているか、
口伝であれ聞いたか聞いていないか・・・そんな程度のことである。


では、なぜ、そういう異常な大雨が増えた錯覚に陥るのか?。


・気象レーダーの高性能化と普及
・動画撮影技術の進歩で『可視化』しやすくなった
・通信技術の進歩
・素人が動画や静止画を撮影しやすくなった
・テレビが素人の静止画や動画を積極的に採用


竜巻にしても、そうだ。


竜巻自体は昔からあるし、
竜のようなつむじ風が昔からあるから、
昔の人は『竜巻』と名付けた。


だが、昔は記録媒体もなかったから『口伝』どまりである。


竜巻の被害は昔からあったが、
可視化したり静止画や動画で記録できず、
通信も発達していなかったので、
その実数や実態が『把握しにくかった』に過ぎないのだ。


仮に『ゲリラ豪雨』が降っているときに家にいたとしたら・・・?


ほとんどの人は、特段、それが『ゲリラ豪雨』だとは思わない。
『えらい、大雨が降っているなぁ』くらいの認識だ。
それが『駅を出た途端、夕立に降られたら・・・』


『えらい、ゲリラ豪雨や!』と騒ぎスマホで豪雨を撮影してネットにアップする。


多くの人は『マスコミの情報操作』に騙されて、
異常気象が増えたと信じ込んでいるのが実情だ。
政府とマスコミは『異常気象』囃し立てるが、
それは、一体なぜなのだろうか・・・?。


カンタンである。


異常気象への対策に『予算付け』が『しやすい』からだ。
その予算は『税金』と言う名の『お布施』である。
喧伝すればするほど、囃し立てれば囃し立てるほど、
お布施が集めやすいのである。


『Stop!温暖化!』も『集金のためのキャッチコピー』だ。


二酸化炭素排出が温暖化の原因とかいうが、
本当に二酸化炭素が温暖化になるのなら、
温暖化の前に酸素欠乏になって『息苦しくなるはず』じゃないか。


こんなもの、実証性がない『おとぎばなし』である。


二酸化炭素排出削減の『お布施』は、
年間で1兆円ほど割り当てられ、
『世界温暖化教・日本支部』(利権集団)に吸い上げられる。


要は『国は、だめそうな研究開発にはカネを出さない』のだ。


温暖化も、人工知能による自動車の自動運転なんかも、
『だめそうじゃあない』から『研究開発費を出しやすい』のだ。
その『研究開発費名目のお布施』を『集金するため』にも、
政府はマスコミと結託して『異常気象を喧伝する必要がある』のである。


世界の『どこでも』『100年に1度』の悪天候が日々起きている。


人間の寿命は、せいぜい80年くらい。
その80年のうちに『自分が住んでいるところ』に、
ドカ雪や集中豪雨がきたら『こんなの生まれて初めてです』になる。
もっとも、インタビューを受けている人にとっては、
ウソ偽りではないのだが『政府とメディアの結託が姑息すぎる』。


100年に一度・・・政策的に『すごく便利な言い回し』だ。


これが50年に一度、とかだったら、
人によっては『二度』ほど経験しているから、
政策的な『脅し文句』にはならないのだ。
もうひとつ言えば『観測史上初』ってのも、
政策的な『脅し文句』である。
だいたい、気象庁ができたのもそんなに古い話ではないのだ。


歴史で習った江戸時代を考えてみよう。


大干ばつや、冷害など枚挙に暇がない。
それも『今より、うんと人口が少ない江戸時代』で、
干ばつや冷害などが『記録』に残っている。


人口が少ない時代でも食糧問題に発展したから深刻だったのだろう。


鎖国時代で食料の輸入もほとんどない時代だし、
国際支援もなければ、治水の未発達や、
ビニルハウスもない時代だから仕方がないが。


そんなに温暖化が心配なら、耕作放棄地に植林でもしたらどうだ?。


もっと言えば『昔は大陸と陸続きだった』のが、
地殻変動で大陸と切り離されてしまった。
その地殻変動が何億年周期なのか知る由もないが、
ハイブリッドカー』のように静かに陸地が動いた、とは考えにくい。


きっと、想像を絶する大地震で陸が移動したのだろう。


そう考えると『今の報道のあり方』が『作為的』なのは、
素人でもわかる理屈である。
ことさら『異常気象、異常気象』とメディアが騒ぐが、
視聴者側が冷静に動じないようになれば、
メディアのバカ騒ぎが『独り相撲』になっていく。


先達は『賢者は過去から学ぶ』という言葉を残しているではないか。


ぜひ、ここで一度考えてほしい。
『この報道の目的は何なのか』を。
そうやって、斜に構えてテレビを見たら、
また違った『楽しみ』が増えることだろう。
なんでもかんでも『鵜呑み』『丸呑み』しないに限る。


マスコミ報道は『疑ってかかれ』が『ソンを避けるヒケツ』なのだ。


繰り返すが『そんなに温暖化が心配』だったら、
耕作放棄地に植林でもしてエコビレッジでも作って移住して、
少子高齢化が心配なら『エコビレッジでエロビレッジ』でも作ればいい。
みんなの心配事が現実化する頃には、
このブログを読んでいる全員が『墓の下』にいるはずだ。


好きにしてくれ、という『どうでもいい話』である。


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▼ちきりんの日記▼
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★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
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