８月１２日は、日航１２３便事故の３３回忌だった。この日、出勤前には、普段より長いめの勤行をして『行ってくるわ』と家を出たが、町会から近隣の訃報が入り、急きょ１９時からの『お通夜』に参列した。少し早めに会場に着き、日航機が御巣鷹の尾根に墜落した１８時５６分、会場で黙とうをし、１９時の通夜式が始まった。予定では、１８時５６分に『どこか安全な場所に営業車を止めて黙とうしよう』と思っていたのだが、まさか、近隣の通夜式で行うとは夢にも思っていなかった。通夜式も終わり、仕事に復帰したのだが『何となく、気持ちがざわついていた』のである。２１時のラジオのニュースで『まさか！？』と思ってしまうニュースが飛び込んできた。
【写真：羽田に戻ったNH（ANA）37便＜読売新聞より引用＞】
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◆そんなことって、あるのか！？
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NH37便は、JL123便と同じく、
18時羽田発伊丹行きである。
・１８時２４分、与圧系統の異常が発覚
・スコーク７７（７７００）異常事態を知らせ羽田に引き返す
・１８時５０分すぎ、無事、羽田に到着（緊急着陸）
仰天したのは、異常事態発生時刻が１２３便と同時刻である。
さらに、異常個所が『与圧系統』。
異常事態が発生したのも１２３便と同じく相模湾上空。
あんまり、オカルト的に考えたくないのだが。
お盆で、１２３便の天空の星が帰ってきて、
それも、弔い上げに当たる３３周忌の日に、
競合のANAを選んで『あの日を忘れないで！』と訴えているようだ。
よりによって、この１２日に同じ異常事態が起きるのが不思議だ。
後方爆発音、与圧トラブル、緊急降下、酸素マスク、羽田に引き返す。。。
１２３便と違うのは無事に帰還できたことだ。
無事で何よりなのだが、報道されないだけで、
このところANAもトラブルが多い。
航空機の安全性は向上しているが。
３３回忌なのに『地上波テレビでの特番』もなかった。
あえて風化させようとしているのかうがった見方をしてしまう。
そんな矢先に『同時刻に同じ系統のトラブル』でびっくりした。
今日という日の、この時刻、この路線で思い出すのは32年前のこと。
因縁めいたものを一切抜きにしても、
ANA機が管制の優先権を取って緊急着陸をするのは、
今月に入って２度目である。
8月3日、1101便、羽田→鳥取、A320、中部へ緊急着陸。
今年に入ってもう何度目か。
モスクワへも緊急着陸した。
LCC対抗、利益重視、安全軽視か・・・？
整備士による飛行間点検をなくし、
機長による機外の目視点検のみに省略されている。
そんな運航を続けていることも、
今回のトラブルの遠因の疑いがある。
タクシーですら運行前点検を行うのだが・・・。
２００人以上の生命を預かる航空機が『機長の目視』とは仰天だ。
整備士の点検で防げるような事態ではなかったのか。
少なくとも空に飛び立つ前に地上で防げた話ではなかったのか。
LCCが増える中、利益追求も理解できるが、
安全を軽視しているように思えてならない。
JALが経営破たんして以後、ANAは『ちやほや』され過ぎた。
無事に帰還できたのは、
パイロットの機敏な判断と的確な操縦、
客室乗務員の対応など、連係プレーで無事に帰還できた。
８月１２日、航空機に怯える日にしてはいけない。
きっと、たまたま偶然が重なって起きた事案だと思うが、
だが、５２０名の天空の星が守ってくれたと思わずにいられない。
旅客輸送の大使命は『目的地まで安全に』しかない。
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http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309025940/
★ぜひ、お目通しいただければ幸いです★
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あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
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