●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★利益を奨学金制度に還元したい

jf3tbm2005-06-06

【写真:地域のFM放送局で、大学発ベンチャー企業の紹介を行う浜田博喜教授<http://www.ous.ac.jp/DAS/chem/hamada/>】


大学発のベンチャー企業『バイオタキソール』(本社:沖縄県那覇市)とご縁ができました。社長の浜田博喜・岡山理科大学臨床生命科学科教授は『利益を奨学金制度に活用し、学生に還元したい』と意欲満々。バイオタキソール社は、主に通信販売で『コエンザイムQ10』を含んだサプリメントをはじめ、化粧品を販売しています。4月の発売開始以後、着々と売り上げを伸ばし、2ヶ月で6000万円分を販売したとか・・・。<バイオタキソール社:http://www.bio-taxol.com/index.htm


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◆通販化粧品の売り上げ好調♪
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バイオタキソール社は、沖縄県の産官学と連携して、


1、健康食品
2、医薬品
3、化粧品


などを開発するために沖縄県那覇市に設立されました。




なんで沖縄なのか・・・?




まず、産業構造を考えると『沖縄には大きな基幹産業
がない』ということなんですね。産業がなければ、雇
用も促進されない・・・。そこで自然の恵みも豊富な
沖縄に研究室や会社を作って沖縄の活性化を図ったと
いうことなんですなぁ。




沖縄はホンマに『自然の恵みがいっぱい』なんですね




大学を運営する、学校法人・加計学園も『基礎研究』
のために、具志川市に沖縄研究所を開設し岡山理科大
学の浜田教授が所長を務めているということなんです。




沖縄産の植物はすごいですね




沖縄産のサクナ、ウコン、もずくに『抗酸化物質』た
くさん含まれていることに浜田教授は着目されました。
さらに、巷で話題の『コエンザイムQ10』(CoQ10
と沖縄産の長命草『サクナ』から抽出した、抗酸化力
が強い『サクナ葉エキス』を配合したシリーズを誕生
させました。




どんな効果があるんだろう・・・?




浜田教授に直接お話を聞いてみたのですが『コエンザ
イムQ10は、もともと体内にあって、生きるために
必要なもの。これがないと呼吸できないんだよ』とい
うことなんですねぇ。また『コエンザイムQ10は、
20歳頃をピークに年齢とともに減少して光と熱に弱
くて単体では吸収率が著しく低い』んだそうです。




ちなみに、食物から1日に必要なCoQ10を摂取すると




ブロッコリー…………約12kg
イワシ…………………約20匹
・牛肉……………………約 3kg




を毎日食べ続けないといけないそうです。とても、食
べきれる量じゃありませんよね。さらに浜田教授はコ
エンザイムQ10を特殊な包接体で『分子ごと包みこ
む独自の技術』を開発し、安定性と体内吸収率を『通
常の13倍』に高めたとのこと。




すごいナノテクが駆使されているんですね




それを商品化して、通販で6000万円を売り上げて
今もなお好調だということですから、驚きですよね。
品物も、そこらへんのドラッグストアのとは全然違う
ところがさすがです。




これぞ産官学の成功例




まぁ、産官学もいろいろあって、浜田教授の『産官学
の裏話し』がとてもおもしろいんです。(ちょっとこ
こでは書けませんけれど・・・<笑>)また、機会が
あれば直接お話を聞ける場を作りたいものですね。
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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
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