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●農業女子、売上23%アップ!?


【写真:このあじさいの花も、家内が通販で買ったものだ】


日本政策金融公庫の融資先で、
経営に参画している女性がいる農業関連の会社と、
女性がいない農業関連の会社との比較で、
驚愕の差が出ていると報道ステーションが伝えた。


・女性がいる企業・・・平均で売上23%アップ
・男性だけの企業・・・平均で売上9%アップ


女性が経営に参画すると2.5倍だ!


ワールドビジネスサテライトや、
マーケティングセミナーなどで、
よく『女性目線云々』と耳にする。


なんか『取って付けたような表現』だが・・・


農産物を購入する多くは家庭の主婦だから、
女性目線で商品開発や販売促進を行うのは、
当たり前田のクラッカー。


男性は、とかく『合理的損得勘定』が多い


toBの場合は担当者同士の利害が一致して、
双方の『顔が立つ』と商談成立というケースが多い。
あるいは『マメに顔を出すから発注する』という、
あんまり根拠が感じられない商いが『オッサン商法』でもある。


まぁ、わからなくはないんだが・・・


toB的な商売の場合は『顧客の顔』が見えず、
オッサン目線で『おもしろいですね、やりましょう』となるが、
実際の市場やお客さんを見ていない担当者だと、
たいていが失敗か不発に終わっている。


テレビ通販を見ていても・・・


『これはオッサンが考えたな』と思う宣伝は、
『なんか、しょうもないわぁ』と感じる。
実際のところ『ジャパネットたかた』の社長くらい突出していないと、
普通のオッサンが『これはいいんです』といっても、
聴取者にはあんまり伝わってこない。


農業女子の販売はユニークだ


亭主が代々続く畑で茄子やきゅうりを栽培しているが、
ここに奥さんが『ピクルス』を瓶詰にして販売を始めた。
ご主人は『生産者としての経験は長いが販売はわからない』という。
しかし、ここの奥さんとて『元看護士』で『畑違い』だった。
生産を亭主に任せた農産物を仕入れ、
『別会社』で奥さんが代表取締役!。


生産と販売を『経営的に切り分けている』のがすごい


仮に亭主が社長になっていたら、
いろいろ過去の教養?が邪魔をして、
奥さんならではの販路開拓にはつながらなかったと感じた。
ピクルスなど『ただの漬け物じゃないか』これが男性目線だ。
ただの漬け物を『かわいいビン』に詰め、
ラベルも『かわいくわかりやすい表示』にした。


有名百貨店で扱ってもらえるようになった


他の事例では『1人で生産から販売、発送』までやっている農業女子。
仰天なのは『おまかせボックス』と称して、
大・小のパッキンケースを用意して、
4人家族クラスには3千円分の新鮮野菜を、
2人家族や高齢者夫婦向けには2千円分の野菜を詰めて、
全国発送しているというのだ。


十分に採算ラインに乗っている


さらに女性らしい気配りが泣かせる。
スーパーで売っていて目にはするものの、
調理の仕方がわからない野菜もパッキングする。
注文者は『おまかせ』で送ってもらうので、
調理したことがない野菜を送られても困るのが普通だ。


ここに『てづくりレシピ』を同梱するという心配りが嬉しい


紹介されたのは一例だろうが、
ほんのひと工夫で売上も伸びていく。
今回は農業女子の特集だったが、
実際のところ『女子力』はすごいのだ。


他業種でも・・・


事実、いくらテレビで『安い保険』を宣伝していても、
リアルに訪問して『億単位の契約』を取ってくるのは、
セールスレディーと相場が決まっている。
パイロット不足が懸念される航空業界も、
女性の操縦士が急増しているし、
鉄道の運行にも女性の活躍が目覚ましいし、
オッサン顔負けの売上をたたき出す女性タクシー乗務員も増えた。


頭打ち業界も『女子力』を再認識すべきだろう


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※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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耕作放棄地再生、人の再生、物の再生をミッションに
大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
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