YAMAHA特約店の教室でエレクトーンを習っているが、楽器販売やらで『ちょっと気に障っていた』。何が気に食わないかといえば『現在、家にあるEL-37という古いエレクトーンを活用して練習したい』のが入所条件だったのだが、ことあるごとに新品販売攻勢なんかで『ちょっと嫌気』がさしていた。
【写真：データで作られた伴奏を録音して、
本体に接続したら同じ効果が得られるやんか！】
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◆アマチュア無線家らしく『音なんか、鳴ったらええんや』。
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出来合いの効果音に合わせて、
上鍵盤と下鍵盤の練習をしているのだが、
販売店の攻略に乗るまい！と攻防戦に入った。
『音なんか、鳴ったらええんや！』
▲カーナビのミュージックプレイヤーを、
エレクトーンにつないだらステレオ再生ができた。
もちろん、YAMAHA特約店だから、
・楽器販売での収益（イニシャルコスト）
・レッスンの月謝収益（ランニングコスト）
ダブルで儲けたい気持ちは十分にわかる。
これも『世の中の仕組み』のひとつ、だから。
販売店のインストラクターは、
『教室と同環境の方が課題も出しやすく上達も早い』という。
だが、それは『売り手の都合』でしかない。
こっちは、主旋律と基本和音（C・F・G7）をマスターするために、
ヨタヨタと２０年前の機種と向かい合っているのである。
子供さんが『教育の一環』で習うのとは異なり、
オッサンが『かくし芸レベル』で『道楽』として取り組んでいるだけ。
基本和音も『怪しい』状態で『新品など、まだ早い』。
▲上達しないうちに物欲に走っても飽きるだけだから古いので十分。
バブル時代や『子供の教育』なら『割賦購入』も視野に入るが、
オッサンの道楽は『現金決済』しか考えていない。
だいたい、趣味の世界だから『買うまでの貯金』も、
仕事へのモチベーションにつながるものだ。
経験値だが、その方が長続きする。
『急いては事を仕損じる』の諺があるが、
特に業務上必要なものならともかく、
道楽品購入のために仕事上で『予備費』として計上している、
運転資金を切り崩すわけにはいかない。
『予算付けは１年後くらい！』と言い切った。
いろいろ抵抗してくるのだが、
『あらへんもんはあらへん。ない袖は振れん！』。
どうも、オトコの趣味ってのがわかっていない。
『課題の進捗がどーたら、こーたら』と食い下がる。
要は『メーカー出来合いの伴奏や効果音が家でも鳴ればええんやろ？』
ここは、アマチュア無線と少しオーディオをかじった知恵が生きるのだ。
１、教室で『伴奏のみ再生してICレコーダーに録音する』
２、家では『ICレコーダーを古いELのAUX IN（外部入力）に接続する』
３、練習時には、ICレコーダーの音を『再生』したら『EL-37』からも音が鳴る。
たったこれだけの『工夫』で『教室に近い環境ができた』のである。
▲ICレコーダーとエレクトーン本体をつなぐだけ。
音質は落ちるが『要は、拍やらがわかったらええ』というだけの話だ。
アマチュア無線や短波放送を４０年も相手にしていると、
多少のノイズなど『全く気にならない耳になっている』。
それを再生したら『教室と、ほぼ同じような環境になる』。
音など、鳴ればいいし、聞こえれば十分。
エレクトーンに触れるきっかけは販売店が作ってくれた。
楽器を触って『音楽って楽しいなぁ』というモチベーションもできた。
気持ちは、これからも『ぼちぼち続けていく』。
だが、販売抗戦と月謝やらのランニングコストの適正範囲を考えてみると。
近所にある個人教室でいいんじゃないか。
思い切って、その教室を訪ね、いろいろ思いの内を聞いてもらった。
・今、お家にある機種で十分練習できますよ。
・同じように、伴奏を録音して『キーボード』で練習している生徒さんもいますよ。
・楽器店の『営業マン』に声をかけておけば『中古品』も安価で手に入りますよ。
ほら、見てみぃ！
個人教室の先生も『今、習っている教室の先生だった』のである。
当然、元社員だから『内部事情』にも精通されているし、
私が、今、習っているインストラクターのこともよくご存知である。
年齢も私と『ほぼ同世代』で、話題も合うし、
何しろ、インストラクター歴が長い分『裏技』も出るわ出るわ。
もう一つ付け加えれば『楽譜のなどの仕入れで楽器店のお得意さん』だ。
『何にも気にせんと、よかったら来てくださいね』とOGらしく全く強気である。
さらに、仰天したのが・・・。
すでに他界されたお父さんが『アマチュア無線の大先輩』だった。
これまた、すごいご縁である。
磁界型短波アンテナ研究の先駆者で、
ご健在の頃は、専門誌にも随分と研究発表をされているのがわかった。
『父が生きていたら、お話がすごく弾んだでしょうね』と。
多少、強引に面談をお願いしたのだが、
ご経験豊富な先生ならではのお話が聞け、
お月謝にも納得がいく『適性価格』だった。
９月より、そのご近所の教室でお世話になることにした。
車を買うにしても。
・ディーラーで買うか
・町の業者（修理屋さん）から買うか
私は、信頼がおけて長く地元で、
お商売をされている方から買うタイプ。
ご縁は『自分から貪欲に飛び込まないと』が信条である。
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▼ちきりんの日記▼
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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※知的刺激の材料として活用いただくために、
あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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