組織崩壊の引き金を引いているのは、実は『トップ本人』である。泣き虫防衛大臣が辞任するのを『待ってました！』とばかりに、プレミアムフライデーの深夜に『北がICBM型ミサイル』をぶっ放し、深夜に首相が緊急会見していた。さらに滑稽なのは外相が防衛相を兼任し、官邸、防衛省、外務省とを言ったり来たりで右往左往して記者会見でも疲労困憊を隠せない。防衛は『究極の外交活動』だが、本来『外務省の仕事』は『平和的に外交問題を解決する』のが仕事。そこに『防衛大臣を兼任する』というのは『外務省の役目と相反する仕事』である。いわゆる『マッチポンプ』になりかねない。首相は『北の脅威が現実のものに』とか言って、あたかも『準戦時下宣言』のようなことを言い『対北政策に新たな行動』だの言う。かといって、米軍が北に『カチコミ』をかける気配は全くない。対北政策の一番の方法は『無視すること』だ。その上で排他的経済水域に着弾したとされる『ミサイルの破片の回収』が急務である。政府のあのような対応で『シビリアンコントロールが効くのか』はなはだ疑問である。まぁ、国際情勢はこの辺にしておこう。
【写真：ポスターのように右肩下がりの現政権。その引き金を引いた張本人】
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◆能書きを垂れているだけでは『行動』にはならない。
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どの企業でも問題や課題はある。
問題も課題もない組織は『墓場』同然だ。
だが、多くの組織崩壊のトリガーを引くのは、
実は社長本人であることが多かった。
いつものネイチャークラブNPOも同様である。
家業や趣味レベルから企業や組織に変身して、
システム化もできないうちに、
トップが次々に新しい仕事や案件をもってきて
新しいアイディアを内部でやろうとすると、
その組織は大混乱に陥る。
あるいは、言いだしっぺがリーダーと放置する。
こうなると統制が取れなくなり、
方向性が『バラバラ』になるのは当たり前。
シビリアンコントロールなどなかった戦時中の記録をひも解けば瞭然だ。
さらに、その後始末をする『実務者』や『管理者』は、
大変なストレスを抱えて『内部でクーデター』を起こす。
言いだしっぺがリーダーなんて『トップの職務放棄』でしかない。
知恵は抱え込むのではなく、
分かち合うことで自分自身や組織、
ひいては社会の成長を加速化できるものじゃないか。
言い出したが最後、結果的に全部自分でやらにゃならない。
知恵を独り占めにしないで、
自分自身の専門分野を活かし、
得意分野での役割分担をきちんと行うのが、
組織内の『統制』である。
人が集まって欲しければ『情報発信』をし続けることだ。
それも『テキトー』にしかやらず、
何が『Facebookをやらないと情報が入りませんよ』だ。
まともな情報発信をして『知恵を渡す』と何倍にもなって返ってくる。
NPO化で『はくがついた』気になるものわかるが。
NPO化が『目的』になってしまい、
あとの動きは『等閑（なおざり）』で、
何か問題が起きたときの答弁は『お座なり』である。
今の政権と、たいして変わらない。
NPO化の前に『自分たちはアマチュアである』を自覚しただろうか。
アマチュア集団で割り切ってやっておけば、
テキトーで済むものなのだが、
いい恰好をして『法人化』などと能書きを垂れるから、
収益が出ようが出まいが『プロ集団』として厳しい目で見られてしまうのだ。
私も『こいつらと商いをしよう』という視点で関わったのが失敗だった。
アマチュアだって、立派にやれる。
１、アマチュアは、良き社会人であること
２、アマチュアは、健全であること
３、アマチュアは、親切であること
４、アマチュアは、進歩的であること
５、アマチュアは、国際的であること
実現したい夢を持っている人は、
崩壊寸前の組織と距離をあけ、
一旦は『引き算』で自分なりに精算して身軽にし、
ヴィジョンにむけてチャレンジを継続してほしいと思う。
NPOだの、法人化だの、肩書などどうでもいいのである。
一番大事なのは『自分は何をどうしたいのか』が原点だ。
家族で焼肉デートも結構だが、
組織崩壊の原因が『どこにあるのか』を、
真剣に考えなければならないと私は思う。
師匠の峰不二子に聞いてみたらどうだ？
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