●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●高速CW受信練習のススメを受けた。

アマチュア無線の電信(CW=モールス)のクラブに入ってみたが、

何事も、一旦は『1クール(3か月)で見極める』ようにしている。

このクラブでは、会長自らが『スロー打ちCW』を毎日やっていて、

これなら符号を覚えられるかも・・・と期待したのだが、

どうも、違う・・・。

 

なので、2か月分の会費を残して退会した。

 

あるOM(先輩)局は『あれはスロー過ぎ。練習にならないよ』と言われた。

なぜなら『ゆっくり打ちだと「E=・」か「T=ー」の羅列にしか聞こえず、

実際の交信では、毎分100文字くらいが標準』だという。

 

徐々に送信速度をアップしてもらったら?という声もあるのだが、

例えば、毎分40文字~50文字くらいの速度に慣れてしまうと、

それが、かえって『壁』になるのだとか。

 

そのOM局は『毎分100文字の受信でやるべきだ』と力説された。

 

さらに『1つの符号は、毎分100文字の速度で打つとして、

そこで、3秒に1文字打つとか、1文字打てば1文字スペースをあけるとか、

そういう練習を積まないと、実戦では役に立たなくなる』という。

 

なるほどなぁ。

 

またOM局は『みなさんが壁にぶつかるのは、遅い速度で練習するから。

その速度が壁になって越えにくくなる。

だったら、最初から毎分100文字の速度で1つづつ覚えていけばいい。

覚えた時点で、毎分100文字に慣れてしまっているのだから、

毎分100文字の速度での受信練習は不要でしょ』ときた。

 

・最初から、いきなり『毎分100文字』で受信練習をする

・覚えたら、すでに毎分100文字の速度に慣れている

・そこから、毎分125文字くらいにステップアップするのは意外に容易

 

さすが、過去にモールス通信関係の執筆をされた方だ。納得してしまった。

 

どんな分野でも『教え魔』がいる。

ゴルフ、釣り、囲碁、将棋・・・。

それも、たいていは我流である。

 

さらに、みんな言うことがバラバラで初心者は戸惑うばかり。

だったら、自分で見切って、とっとと上達の道を探った方が早道だ。

もちろん、きちんとした教育体系が整っていて、

先生も『公的に認められた指導者グレード』や同等の技量がある方なら、

信頼できるが、素人、アマチュアの域では、そういう人に出会うのは至難の業だ。

 

とにかく、とっとと上達の道を探ってみようではないか。

 

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