●OTA(On The Air)

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●シニアの学び直しにアマチュア無線。

過去にアマチュア無線をやっていたシニア世代にとって、アマチュア無線を『学び直しの場』には、私は『最適だな』と感じています。やっと手に入れた『自由な時間』です。できれば群れずに『おひとりさま時間』を満喫して、学び直しの場を手にしたいものです。


【写真:学びは、若い人だけの特権ではありません】
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◆そもそも『資格がある』だけで、学び直しは『有利』です。
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アマチュア無線の資格を持っているだけで『有利』と思いませんか。

 

多くのシニア世代は『はて、何から手をつければいいのか?』です。

アマチュア無線をやったことがない方だと、

近所のカルチャースクールなどを探したりしますね。

 

例えば、65歳から『ピアノを習う』や『英会話を習う』とか、です。

 

・自分は何が好きなのか

・それで『ワクワクする』のか

・学ぶことで『知識欲が満たされる』のか

 

シニア向けの『学び講座』は、たくさんあり過ぎて迷いますね。

 

新聞社系文化センターの職員は『好きから始めてはいかがでしょうか』と言います。

 

・脳の活性化

・ストレス発散、気分転換

・知識欲が満たせられる

・話題が広がる

・生き甲斐ができる

 

これくらいあれば、十分過ぎると思いますし『ぜいたく』ですね。

 

まず、過去に取得した『資格等級の確認』をしましょう。

ここでは『1アマ2アマ』の話はしません。

上級資格をお持ちなら、基礎級はクリアされているのですから、

運用できる環境を作っていけばいいと思います。

 

・第四級(旧電話級)をお持ちなら・・・第三級移行コースの講習を受ける

・第三級(旧電信級)をお持ちなら・・・e-ラーニングで第二級を取得する

 

多少おカネはかかりますが『大人の学び直し』では『安価な方』です。

 

もちろん『独学』も構いませんが、

若い現役世代と異なり『勉強の仕方』がわかる人の方が少ないのが実情です。

世間に転がっている『大人の学び直し』を見てみますと、

 

・シニア特別枠で大学・大学院に入学

・科目履修制度や聴講生制度の利用

市民大学講座、公開講座セミナーでの学び

・短期のシニア海外留学で語学を学ぶ

通信制の大学・大学院・民間講座で学ぶ

・カルチャースクールや、先生が個人で主催する教室などで学ぶ など

 

どうあれ、誰かが作った『教育システムにおカネを払う』わけです。

 

こういう学びは、アマチュア無線の学び直しよりおカネがかかります。

ならば、第三級、第二級の『e-ラーニング』で学び直しにチャレンジし、

合格率は『概ね90%以上』なのですから『一つ上』を目指すのがオススメです。

 

 

よく『講習で取った資格など、資格とは呼べない』といった批評もあります。

しかし、今どき若い人でも『試験場の飛び込みで運転免許を取る』なんて希少です。

もっといえば『AT限定など自動車運転免許と呼べない』などと言ったら、

それこそ『あんた、時代遅れやで』と笑いものにされますね。

 

ならば、国が認めた制度で、堂々とe-ラーニングを受講すればいいと思います。

 

e-ラーニングで『第二級』を取得するのを想定してみます。

20章ほどある単元ごとに『小テスト』があります。

ここでは『100点満点を取る』のが『必須』になっています。

要は『満点を取る』のが『単位を取る』ということです。

さらに、中間考査みたいなのがあって、一定の得点を取ります。

e-ラーニングの仕上げに『模擬テスト』があって、それをクリアします。

 

最終の修了試験は『CBT』の修了試験を受けて『合格』をもらえば完了です。

 

私は、従来『e-ラーニング否定派』でしたが、

視点を変えてみると『これって、シニアの学び直しに有効やん』と感じました。

今では、休眠中の過去にアマチュア無線をやっていた人の『発掘』に躍起です。

 

まぁ、実際に資格を取得してからの方が『本チャン(本番)』ですが。

 

アマチュア無線を再開するには『ざっくり100万円程度』の予算を組みましょう。

こう書くと『え!、そんなにかかるのか!』と引いてしまいがちです。

しかし、楽器を習うにしても、楽器代、レッスン代、発表会の参加費等々、

これを10年も続けたら、軽く100万円くらいかかってしまいます。

 

どんな趣味でも、似たようなもんです。

 

例えば『語学を習う』としましょう。

レッスン代や教材費で済めばいいのですが、

自分の語学が通用するかを試すために『海外旅行』で散財しますね。

若い人みたく『ケチケチ旅行』で楽しめるなら話は別ですが、

時間もおカネも『自由に遣える』なら『散財』もやるべきです(笑)。

散財しても『そこから、さらに学べること』が多いのですから、

シニア世代は『ほどほどに散財するのもいい』と思います。

 

 

どうあれ『趣味』で『新たな生きがい』が得られるなら『安いもの』です。

 

アマチュア無線を再開すれば『遊び方』も多くて迷います。

長続きさせるには『HFでDXをやって、AWARDを楽しむのが王道』です。

最初は『なんちゃってDXerでいい』のです。

 

AWARDは『お遍路さん』みたいな長丁場の遊びです。

 

よく『AWARDなんか興味がない』という人もいますが、

そういう人に限って『せいぜい7年程度で去っていくもの』です。

よほど『アマチュア無線技士』で『電気の遊び』が好きじゃないと、

何年も、こんな地味な趣味が続くわけありません。

 

アマチュア無線は、電気の遊びではなく『カルチャー』と割り切りましょう。

 

・上の資格を取る費用:5万円

・無線機代:30万円

・アンテナ関係:30~50万円

・その他の付帯費用:15万円程度(QSL関係、JARLの会費、その他もろもろ)

 

いかがでしょう、80~100万円程度で『生涯学習』できるなら安いと思いますが。

 

これまで『仕事』や『家庭』に追い立てられてきましたね。

あんなに欲しかった『自由な時間、ひとりの時間』が手に入りました。

ところが『いざ、ひとりになる』と『どうしたらいいかわからない』人が多いのです。

 

ひとり時間を大事にできることは、自分を大事にすること、です。

 

一定の『人付き合い』は『ある』のですが、

基本は『ひとり遊び』です。

何を幸福と感じるかは『人それぞれ』で、長い人生経験で『わかりきったこと』です。

 

ひとり時間の過ごし方に『正解はない』のです。

 

アマチュア無線を例に挙げましたが、どんな趣味でも人間関係はあります。

会社や組織じゃない『カルチャー』なのですから、

うんざりするような人間関係は『切ればいい』のです。

 

要は『自分はどうありたいか、どんなシニアになりたいか』が肝要です。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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